この記事は「周りからの評価が気になる」と悩んでいる人に向けて書かれた記事です。
この記事では「評価される人」ではなく、「評価する人」になるべき理由がわかります。
(※この記事は2020年5月に更新されました)
どうも、こんにちは!DKOです。
世の中には、周りの目を気にする人がたくさんいます。というかほとんどだと思います。
友達や親戚、親や同僚、先生や上司から「どのように評価されているのか」を常に気にしてしまいますよね。
しかし一方で

「評価される人」になってはいけない3つの理由
「周りの目が気になる」と悩んでいる人は、実は心の底では「他人からの評価」を求めています。
他人に自分の正しさを承認して欲しくてたまらないのです。
そして逆に、他人からの評価を得ることができないと、自分に自信が持てなくなり傷つくのです。
それでは「評価される人」になればこの問題は解決するのか。
残念ながら、そうではありません。
他人からの評価を気にする時点で、いつかは否定されて傷つく時が来るからです。
他人の評価は不確かなものだから
他人からの評価は、相対的で不確かなものです。
例えば、イチローでが急にシリコンバレーのハイテクベンチャーで働きだしたら、間違いなく落ちこぼれの評価になるでしょう。
逆に、小学校でいじめられていた生徒が、中学生になった途端クラスの人気者になることもよくあります。
他人からの評価なんて、そのぐらいテキトーなものなのです。
あなたが必死で評価を勝ち取っても、ある時急にその評価が意味を持たないことなんてザラにあるのです。
評価を求め出すとキリがないから
他人からの評価を求め出すと、キリがありません。
例えば会社の中で同期の中で評価されると、次には課長の中で評価されなくてはなりません。
その次は部長、事業部長、役員、社長、業界、日本、世界・・・と評価を求めるレベルはキリがありません。
出世競争と同じで、次から次へと評価に晒されるので、終わりがないのです。
評価されても自分は変わらないから

あなたが「評価する人」になるべき3つの理由

「評価する人」はルールを作ることができるから
ドラゴン桜で、「東大に行けば、ルールを作る側に行ける」と桜木先生が力説するシーンがあります。
「評価をする人」とは、つまり「ルールを作る人」でもあります。
何が良くて、何が悪いかを自分で決めることができます。
これはそんなに難しいことではありません。
小学校や中学校の頃には発言力を持ったクラスメートがいたのではないでしょうか。
そのクラスメートの意見に周りが流される雰囲気を経験したことは、きっと誰にでもあるでしょう。
「アイツはダサい」とか「あの先生はいい奴だ」と発言力があるクラスメートが言うと、その考えが直ぐにクラス中に広まったことを僕も覚えています。
これが「ルールを作る」ということなのです。
自分の基準で「良い」と「悪い」を決めることができるのです。
自分でルールを作ってゲームをするみたいなもので、絶対に負けずに、絶対に勝つことができます。
「評価する人」は攻撃されないから
人間は本能的に評価を求める動物です。
そして、「評価する人」と「評価される人」の間には絶望的に隔たりがあり、その関係が崩れることはありません。
なぜなら評価する人を攻撃してしまうと、その人からの評価が得られないからです。
人からの評価を気にしなくなるから
当たり前ですが、「評価をする人」は他人からの評価を気にしません。
自分で自分に最高評価をあげれば、周りの人はそれに従うだけですから。
「自分の評価を自分でつける」をまさに行うことができるのです。
他人からの評価を得ようとするためには、途方も無い労力が必要となります。
しかし自分が評価をする側に回れば、これほど簡単なこともありません。
しかも他人からの評価は、時と場所によって変化しますが、自分で評価をすればその心配もありません。
人の目や評価を気にしないためにはどうすれば良いのか?
簡単です。
自分が評価する人になれば良いのです。
【悪用厳禁】「評価する人」になる裏技

ちょっとした事でも評価すること
なんども話すように、人間は心の底から本能で他人からの評価を求めます。
そして評価の基準がわからないと、不安になってしまうのです。
「何をしても良いよ」と言われると不安になってしまうのは、これが理由です。
だからこそ、評価する側に回るためにはちょっとした事でも評価する癖をつけましょう。
「その髪型がいいね」「オシャレだね」「あの仕事よかったね」「あの人カッコいいよね」などの発言を心がけましょう。
そして、相手の気分を害さないようにネガティヴなポイントも伝えましょう。
「あの仕事うまくいかなかったね」「先輩は怒ってたけど、俺はいいと思うよ」などです。
オブラートに包んで、ネガティヴなことを伝える時は、その3倍は良いことを伝えるようにしましょう。
とにかく褒めている風を装いながら、周りの人を評価するようにしましょう。
人によって評価に差をつけること
人の悪口を言うことは絶対のタブーです。
しかし、評価に差をつけることは、あなたの地位を確実なものにします。
例えば、Aさんを褒める、Bさんを褒める、Cさんも褒める、Dさんは特に褒めない、とします。
すると、自然とAさん、Bさん、Cさんは優越感を感じます。
そして、Dさんはあなたからの評価が欲しくなることでしょう。
不思議なもので、あなたが特に地位の高い人でなくとも、自然とあなたからの評価を得たいと思うようになるのです。
そうしてあなたの評価が、周りの人の行動基準になれば、あなたは「評価する人」になります。
冷静に考えれば、上司でも先生でもない人からの評価なんて全く意味がありませんが、人間の評価されたい本能には勝てません。
評価されることを拒むこと
「評価される人」と「評価する人」には絶望的な隔たりがあると書きました。
一度「評価される人」になってしまうと、「評価する人」になるのはかなり難しいです。
だからこそ、評価されることは拒みましょう。
少なくとも、人からの評価を得るために行動することは避けるべきでしょう。
「Think Clearly」というベストセラー本で一躍日本でも有名になったロルフ・ドベリ氏には、上司との昇進面談でも評価されることを拒んだエピソードがあります。
昇進がかかった場面であっても自分を評価してもらうように話すことを拒み、逆に部下の視点から、上司の仕事について評価をしたそうです。
それほどまでに、「評価する人」になるためには「評価される人」になってはいけないのです。
ちなみにドベリ氏はその後、トントン拍子で出世したそうです。
まとめ
「評価される人になるためには」という記事がネットや現実世界でもあふれています。
多くの人が評価されたいと考えている証拠でしょう。
しかし「評価される人」で有る限り、どんなに他人に評価されても本当の幸せにはたどり着けません。
もしあなたが、「人の目を気にせず、幸せに生きたい」と考えるのであれば、「評価する人」になるしか道はありません。
「評価する人」とは一見、傲慢なイメージを抱く人もいるかと思いますが、他人まかせではなく自分で考えて評価するという当たり前のことに過ぎないのです。
しかし、その当たり前ができている人があまりにも少ないために、目立ってしまうのです。
もし自分が「評価する人」になれば、今よりもずっと生きやすくなることは間違い無いでしょう。
ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
それでは!