この記事は、「仕事ができない人」がよく言う口癖2つについて解説しています。
仕事ができるようになりたい!と考えるビジネスパーソンに向け記事です。
(この記事は2020年3月に更新されました)
こんにちは!DKOです。
皆さんの周りには「仕事ができない人」っていませんか?
別に悪い人ではないんですけど、不器用で仕事がトロい人です。
そして、同僚にもなんとなーく軽んじられている人です。
一方で、仕事を早く終わらせ、周りにも人気な「仕事ができる」人もいますよね。
どんな場所でも結果が出せるスーパーマンです。
その違いは一体何なのでしょうか?
僕は社会人として働き、観察する中で「仕事ができない人」は共通してある口癖があることに気づきました。
それは「まだやっていません」と「それは僕の仕事ですか」の2つです。
今回は「まだやっていません」と「それは僕の仕事ですか」の2つのフレーズがなぜNGなのかを解説します。
「できる人」にならなくてはいけない理由

そんなことを考える人もいるでしょう。
しかし今回の記事は「できるだけ仕事で楽をしたい人」にも是非見て欲しいと考えています。
例えば、「嫌な仕事」を考えてみましょう。
少し間違ったら怒られる経理の計算や、膨大なデータの打ち込み、掃除、買い出し、クレーム処理・・・
退屈でやりがいも無く、つまらなくて辛い仕事です。
もしあなたが上司ならば、これらの仕事を誰に任せるでしょうか。
少なくとも「仕事ができる人」に任せたりしませんよね。
例えば仕事でミスをしたとしましょう。
その人が「仕事ができる人」であれば、「お前のミスなら仕方がない」で済みます。
しかし、もし「仕事ができない奴」であれば、ミス再発防止のためにネチネチと注意したり、研修を行ったりしなくてはなりませんよね。
「仕事ができる」と評価されるだけで、嫌な仕事は振られないし、失敗しても評価は下がりにくいのです。
「仕事ができる人」は全ての仕事を完璧にできるわけではありません。
ノープレッシャーの下で自分の得意分野の仕事だけをしているだけです。
丁度レギュラーが確定している選手はのびのびとプレーをできるのに対して、補欠の選手は試合に出てもミスができないプレッシャーでさらにミスをしてしまうようなものです。
もしあなたが精神的にも肉体的にも楽に仕事がしたいと思うなら「仕事ができる人」と評価される必要があります。
しかしそうするためには、絶対に言ってはいけないタブーのフレーズがあります。
それが「まだやってません」「それは僕の仕事ですか」の2つなのです。
「まだやってません」を言ってはいけない理由
「まだやっていません」は「自分は仕事のスピードが遅いです!」と言っているようなものなので、言わないようにしましょう。
基本的なことですが、仕事はスピードが肝心です。
学校ではいくら早くテストを終わらせても評価はされませんでした。
「もっと丁寧に取り組みなさい!」と言われるのがオチです。
しかし社会に出たら、何よりも大切なのはスピードです。
ITが発達して、1ヶ月前の新商品がすぐに時代遅れになる時代です。
1秒の時間のロスがビジネスチャンスの芽を摘みます。
またアイデアや情報が誰もが発信できる時代で、どんな時もユニークさやオリジナリティーをアピールしなくてはなりません。
ユニークさやオリジナリティーは文字の色や誤字や、用紙のサイズに影響されません。
しかしもし誰か一人でも同じことを発表していたら、その時点でそのアイデアはゴミクズです。
とにかくスピードが大切なのです。
もしあなたが、誰も決して思いつかない発想のある人や、誰にもできない仕事ができる人なら別です。
しかし凡人が自分と同じような人間がひしめき合うビジネス世界で生きて行きたいのならば、スピードしかありません。
しかし「まだやっていません」という言葉は自分のスピードの遅さを示す言葉なのです。
ビジネスの世界では「まだやっていません」なんて言ってはいけません。
もう少し深く考えて見ましょう。
基本的に上司はあなたに十分な時間を与えてから「あの仕事はどうなった?」と聞きます。
しかもその仕事は重要な仕事である場合が多いです。
どうでもいいのなら、そもそも聞きません。
そして「あの仕事どうなった?」は「もう終わらせているだろ?」と同意義です。
そこで「まだできていません」と言おうものなら、たちまち「仕事ができない人」と評価されることでしょう。
自分が上司だとして、「まだできていません」と言われたらどんな内容であれガッカリすると思いませんか?
何度も繰り返しますが、仕事はスピードが命です。
人に進捗を聞かれて、「まだやってません」なんて言葉は死んでも言ってはダメです。
もし本当に仕事ができていない場合は
「〇〇まで終わらせました!」「〇〇で迷っているのですが、どうしましょうか?」
などと聞くようにしましょう。
また、引き受ける上でタスクを遂行することに不安がある場合や、時間がかかることが予想される場合ははっきりと伝えましょう。
間違っても、後になって言い訳をしないようにしましょう。
「それは僕の仕事ですか?」を言ってはいけない理由
「それは僕の仕事ですか」のフレーズは、間違いなく上司から嫌われ、無能扱いされます。
絶対に言わないようにしましょう。
私ごとですが、仕事を任されるばかりの1年目から2年目になり、仕事を人に任せる場面も出てきました。
その人の力量や時間を見極めながら仕事を振っていきます。
そんな中で「それは僕の仕事ですか?」といわれると、心底ガッカリします。
そして心の中でキレます。
いやテメェーの仕事だよぉ!!文句あっか、あぁん!?
まあそれは冗談としても、おそらく上司が部下に言われて一番傷つくのはこの言葉だと思います。
なぜなら人に仕事を任せる作業はとても繊細で難しい作業だからです。
ぶっちゃけ仕事なんて人に任せたくないんです。
できることなら全部自分がやってしまいたいと誰もが思います。
なぜなら部下に仕事を任せてできなかったら上司の責任ですし、部下がオーバーワークになっても上司の責任です。
人に任せて失敗するぐらいならばと抱え込みすぎてパンクしてしまう上司も多いほどです。
そんな中で仕事を任せようと思うのは、信頼が置けて、かつ能力も時間もあると判断した部下だけです。
そんな苦渋の決断をして任せようとしたときに
「それは自分の仕事ですか?」
なんて言われるとぶん殴りたくなります。
そして二度と大事な仕事を頼みたくないと思うことでしょう。
そして残念ながら、大事な仕事をしない限り「仕事ができる人」と評価されることはありません。
「それは自分の仕事ですか?」と言ってる限り、大切な仕事は振られることはありませんが。
上司は仕事を人に任せるときは命懸けです。
少なくともテキトーにしているわけではありません。
それなりの理由があってあなたに頼んでいるのです。
なので仕事が頼まれたら意気に感じて取り組みましょう。
もしできないのであればその理由をきちんと説明するようにしましょう。
口が裂けても「それは自分の仕事ですか?」なんて言ってはいけません。
それは「あなたの判断は間違っている。上司として失格だ!」と言っているのと同じ意味だからです。
結論
「まだやってません」「それは僕の仕事ですか?」はビジネスでは言うな!
絶対に「仕事ができない人」と評価されるぞ!