この記事はプレゼンテーションのコツについて書いた記事です。
新卒社会人に向けて書かれた記事です。
(※この記事は2020年4月に更新されました)
こんにちは!DKOです。
今回はプレゼンテーションのコツについてお話ししていきます。
会社で働いていると何かと発表をする機会があります。
研修の成果やプロジェクトの発表、新規案の提案など様々です。
とはいえ、知識も経験もない新入社員にとって人前で(時には上司やベテラン社員に)発表するのはハードルが高いですよね。
しかしここで良いプレゼンができると、周りからの評価がグンと上がります。
人前で良いプレゼンができるだけで

と勝手に思ってくれます笑
社会人生活のスタートダッシュを決めるためにも、プレゼンのコツを掴んでおきましょう!
①フレッシュさをアピールすること
新入社員ってそれだけでアドバンテージです。
余程意地悪な人でなければ新入社員を応援する気持ちはありますし、これから会社を担っていく宝として考えてくれているはずだからです。
社外の人だとしても、昔の自分と重ねて若い人を応援する気質は誰もが持ち合わせているはずです。
このアドバンテージを使わない手はありません。
「とても緊張しています!」とか「入ったばかりで右も左もわかりませんが・・・」なんて言葉を最初に入れると、聞き手もホッコリすることでしょう。
多少の失敗や間違いを大目に見てくれる予防線を張っておきましょう!!
②「誰に話すか」を意識すること
「このプレゼンは誰にするものなのか」を意識しましょう。
新入社員だと、同じ新入社員へ研修内容の発表や、会社説明会で就活生に向けての発表、その他同僚への成果報告などが挙げられるでしょう。
1年目から裁量が大きい会社だと、いきなりお客様への説明や新規プロジェクトの発表などがあるかもしれませんね。
しかし何れにせよ大切なのは「誰に話すか」です。
大学生へは自分の就活生のトークを話したり、同僚へは「内輪ネタ」を入れてもいいと思います。
とにかく、聞き手が共感できるような、そしてできればクスッと笑えるようなトピックスを入れるとプレゼンの出来は大きく変わります。
この前僕がフランスの企業にプレゼンをした時は、プレゼンターに用意されていた水が「いろはす」だったので
と話したら結構ウケました笑
全国を回る芸人さんも「一番ウケるのはその地元のネタ」と話しています。
聞き手は一体どんな人なのか? どんなアイデンティティなのか?を知ることがいかに大切かわかるでしょう。
③パワポは簡潔にすること
パワポは簡潔にしましょう。↑このぐらいのパワポで十分です。
新入社員だとどうしても、自分より知識も経験もある人へ話すことになります。
そうすると、「間違ってはいけない」と構えてしまってパワポにたくさん書き込みたくなります。
しかしパワポは簡潔こそ正義です!!
とにかく文字数は少なく、グラフも最小限にしましょう。
パワポに文字を書くと、観客はそれを読むことに集中して話を聞いてくれません。
またごちゃごちゃしてしまい、一番伝えたいことがボヤけてしまうのも難点です。
④間を大切にしろ!
音楽を齧ったことのある人は一度は言われた言葉
休符も音楽
これはプレゼンテーションでも同じことが言えます。
プレゼンが上手い人はペラペラ喋る人ではなく、間をうまく使える人です。
一方で緊張したり、人前で話すのが苦手な人はこの間を有効活用できません。
あー、とか、えー、とかの言葉で間を紡いだり、休みなく喋り続けてしまいます。
意識して敢えて喋らない時間を作るようにしましょう。
3秒黙ったとしてもプレゼンでは不自然ではないと言われています。
しかし人前で話す時に黙るってめちゃくちゃ勇気が入りますよね笑
そもそもどのタイミングで間を使うべきかわからない人も多いと思います。
そこでいくつか間を使う有用なタイミングを挙げます。
1 話しはじめる前 2 大事な話をする前 3 話の内容が変わる時 です。
何れにせよ、観客の注目を集め、話のアクセントにするための間です。
間を使うタイミングが全くわからない人は、取り敢えずはこの3点に絞って使ってみてください。
全くプレゼンの質が変わるはずです。
⑤リハーサルはしないこと
意外かもしれもせんが、リハーサルはできるだけしないでください。
緊張してリハーサルを何度もしたくなる気持ちはわかります。
特に若手で経験がないとその傾向は強まります。
しかしリハーサルをすればするほど、プレゼンはダメになります。
言葉の新鮮さが無くなり、相手に届かなくなるからです。
一番ダメなのは、一言一句スクリプトを覚えたプレゼンです。
そんなプレゼンはどんなに心を込めようとも、相手には伝わりません。
プレゼンは本当に伝えたいこと1つを伝えれば十分です。
セリフを覚えると、そのセリフを言うことに夢中になってその点が疎かになってしまうのです。
セリフをど忘れしてパニックになったり、予想外な展開に対応ができなくなる可能性もあります。
演劇ではないので、言葉に詰まってもいいですし、多少話すことが前後しても忘れても問題ありません。
自分が伝えたいこと1つを伝えることだけに集中してください。
そのためには、リハーサルを繰り返すことは悪影響になるのでできるだけ控えるようにしましょう。
⑥リラックスしている様子を見せること
緊張は波及すると言われています。
プレゼンターが緊張すると、観客も緊張してしまうのです。
なので、リラックスをするようにしましょう。
とはいえ、それができたら苦労しませんよね。
そこで、演技でもいいのでリラックスしている振りをしましょう!
たまに

なんて僕は言われることもあります。
でも、緊張してないわけではありません。
ただ緊張しているのを隠しているだけです。
話しはじめる前にオーディエンスに話しかけたり、わざとゆっくり話したり、間を使うことも有効です。
緊張するのは仕方ないので、少なくともその緊張を隠す努力をするようにしましょう。
逆にリラックスしようとしてやってはいけないのが、照れ笑いです。
日本人が無意識にやってしまう、照れ笑いや愛想笑いですが、これでプレゼンは一気にダメになります。
照れ笑いは自信無さの現れで、観客は聞く気が失せてしまいます。
会場の雰囲気は弛緩して、緩い雰囲気が訪れます。
何よりも本当にかっこ悪いです。
良いプレゼンがしたいのであれば、照れ笑いは絶対にしないようにしましょう。
⑦目の前の1人に話すこと
学校でも集団で教えられるより、少人数や個別で教えられた方が理解できた経験はありませんか?
人間は自分に向けられた話にこそ、集中して理解しようと思えるのです。
なので、どんな大勢の前で話すにしても、目の前の1人に話す気持ちでプレゼンをしましょう。
自分の言葉や考え、思いを目の前の人に伝える気持ちを持てば、どんな人数の人間にも伝わります。
一方で、その意識がないとぼやっとした言葉を話すことになり、誰にも伝わらないのです。
まとめ
プレゼンスキルは古今東西社会人にとって必須スキルです。
そのスキルの有無は誰の目にも明らかで、わかりやすいものです。
一方で意識的に練習する人は少なく、何歳になってもプレゼンが下手な人も多いです。
このスキルを若いうちから意識して磨くことで、今後のキャリアは大きく違ってくるはずです。
若手新入社員の方は以下のポイントを意識して、プレゼンに望むようにしてください!
それでは!