この記事は大学生バックパッカーについて書いた記事です。
バックパッカーでの旅を考えている人に向けて書かれた記事です。
どうもDKOです。
僕は実は今まで30カ国の国を訪れたことがあります。
30カ国って結構すごくないですか!?
もちろん南極以外の全ての大陸も制覇しています。
中には家族や友達と行った国もありますが、バックパッカーとして1人で訪れた国も多いです。
今回は、僕の経験から「バックパッカーあるある」を解説します!
あるある① バックパッカーの9割は移動である
(写真は夜行バスを乗り継いで行ったウユニ塩湖です)
バックパッカーと聞くとキラキラとした旅を思い浮かべる人も多いです。
しかし基本的にひとり旅なんて、黙々と移動していることがほとんどです笑
目的地に向かってひたすらバスや列車に揺られることこそが旅なのです。
僕は南アメリカを一人で旅したことがありますが、12時間飛行場でトランジット待ちをしたり、10時間バスに揺られたりしていました。
もちろん、ウユニ塩湖やマチュピチュなどの絶景も思い出にあります。
そこでも数時間そこに滞在するために何時間も下手したら数日かけての移動が強いられます。
「パッと手軽に」とは真逆の世界ですね。
ひたすら無言で待ち続けることができる人だけが、バックパッカーになれます。
個人的には引きこもり体質で、「スマホとPCさえあれば良い!」なんて人の方がバックパッカーは向いていると思います。
僕はアマゾンプライムでダウンロードしたドラマやアニメをひたすら見たり、Wi-FiがあるところではYouTubeをみて過ごしていました。
一人で時間を潰すことが苦手だとバックパッカーでの旅はキツイと思います。
あるある② バックパッカーは孤独である
バックパッカーは、基本孤独なんです。
バックパッカーといえば、現地の人や旅仲間との交流を思い浮かべるかもしれません。
しかし残念ながらコミュ障な僕には大した出会いはありませんでした・・・
そうすると本当に1人っきりでの旅になります。
感動や嬉しさを共有する人がいないのは結構寂しいものです笑
僕の場合はInstagramがあったので、写真を友達に共有して寂しさを紛らわせていました。
バックパッカーとして、世界中で友達を作ろうと思うのならば結構なコミュ力が必要になると思いますよ!
あるある③ バックパッカーは意外と安全である
バックパッカー=危険というイメージがあるかもしれませんが、実際はそんなことありません。
僕はボリビアやメキシコ、パレスチナなどにも行きましたが危険な目には会いませんでした。
むしろ「大学生団体旅行客」の方が軽犯罪のターゲットにされることが多いです。
リュックを背負って、ボロい服を来て一人で歩いているバックパッカーを敢えて狙う犯罪者は少ないです。
また一人だと友達と話に夢中になったり、気が大きくなったりすることもないのでその点でも安全なのかもしれません。
さらに、今の時代どこの国でも(日本以外)wifiはあるので、地図や翻訳も一人で全く問題はありません。
一人で歩いていると襲われるような国ではない限り、一人でいることが安全性の低下に繋がることは今の時代はほぼないでしょう。
あるある④ バックパッカーはお金がかかる
これは自分が経験して初めて気づいたのですが、バックパッカーはお金がかかります。
ホテルやタクシーなど一人よりも複数人の方が圧倒的に安いからです。
物も買うときも「二つ買えば安くするよ」と言われることも多いので、バックパッカーの辛いところです。
また、友達と旅行をするときは予めホテルや交通手段を予約することが多いので、その分安く済むことが多いです。
行き当たりばったりのバックパッカーは本当にコストがかかってしまいます。
僕は南アメリカに1ヶ月ぐらい滞在したのですが、移動費も含めて50万円以上かかってしまいました。
物価が安い上に、結構節約してもこれぐらいはかかってしまいますね・・・
あるある⑤ バックパッカーは就活に有利ではない
何十社と落ちた僕の経験からすると、バックパッカー での経験は就活には役に立ちません。
みなさんはバックパッカー ってどんなイメージを持ちますか?
安定を好まない、バイタリティー溢れる一匹狼をイメージする人も多いのではないでしょうか。
勿論、それは良い面悪い面あると思います。
しかし就活において、企業が求めるのは基本的に周りと協力して、安定して働いてくれる人なんですよね。
なんて話すと


と思われてしまうことでしょう。
バックパッカーの経験は、話のネタとしては良いでしょうし、「珍しい体験をしてますね」と言ってくれるでしょう、
しかし、それが採用に有利かといえばそんなことはないといえます。
バックパッカーとはいえ結局は旅行に過ぎず特にスキルを必要としないことを考えると、協調性を重んじる日本企業の採用においてはむしろマイナスなのかもしれません。
逆に最初からゴリゴリに仕事を任せてるようなスタンドプレーが必要とされるITやベンチャー企業であれば、ウケは良いのかもしれませんが。
ともかく、バックパッカーでの体験は大して就活の役には立たないでしょう。
あるある⑥ それでもバックパッカーには不思議な魅力がある
結構ネガティヴな面ばかりを書いてしまいましたがそれでも、バックパッカーにハマる人は大勢います。
何だかんだ言っても、バックパッカーは魅力的なのです。
お金はかかるし、疲れるし、暇だしデメリットだらけでメリットが思いつかないぐらいです。
それでも、帰国して少しするとまた行きたくなってしまうのです。
目的地がどんどん近づいてくるワクワクや、夜行バスからみる街並み、たまに触れる現地の人の優しさなどが思い出されるからです。
友達や家族と行く旅行では味わえない、言葉には出来ない魅力がそこにはあるのです。
ネットが発達して、どの国の情報も簡単に手に入れる時代だからこそ、敢えてこの非効率的な旅が僕らの心を掴むのかもしれません。
まとめ
バックパッカーに憧れを抱く人は多いと思いますが、実際そんな良いもんではありません笑
ネットが発達した今では誰でも簡単に一人でどこでも旅行ができます。
一方でコストが大きかったり、暇な時間が多いなどのバックパッカーデメリットもあります。
話のネタにはなりますが、就活に有利になることもありません。
それでも最後に書いたように、バックパッカーには言葉に出来ない魅力があります。
これは実際に体験した人間にしかわからないものです。
みなさんも是非一度体験して見てはいかがでしょうか。
それでは!