【ここはやめとけ】新卒就活で超人気企業&業界

今回は倍率の高い(人気)とされている企業、業界について話して行きます。

 

今の時代は採用倍率が100倍を超える事も全く珍しくありませんし、倍率が1000倍を超える企業もたくさんあります。こういった企業をメインで受けると僕のような、時間ばかりかかって最終面接まで行くも落とされて内定がない状態になりかねません。

 

皆さんは是非受ける企業のバランスのとれた賢い選択をして欲しいと思います。

それでは紹介して行きます。

 

 

(CMなどでよく見かける)有名企業

今の就活ではボタン一つで申し込みができてしまいます。そうすると「パッと思いつく企業にとりあえずエントリーしとこう」となるのも自然な事です。

 

また難関大学の学生は

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”dokusya.jpg” name=”就活生”]せっかく〇〇大学に入ったんだから、名の知れた企業には就職したいなあ[/speech_bubble]

と考えて有名企業ばかりに応募してしまうことがあります。(僕のこと)

 

ある大学の就活セミナーでは、思いつく限りの会社名を学生に書かせた後に、「今書いた企業は受けないようにしましょう」と教えるそうです。「受けないように」と言うのは言い過ぎかも知れませんが、よっぽど入社への熱意があるか、学歴や経験、能力に自信がない限り受けない方が無難かも知れません。99%落ちるので。

 

下手に採用プロセスが進んだ挙げ句に、落とされてメンタルブレイクする人が後を絶ちません。有名企業を受ける数は絞った方が賢明です。

メガバンク

三菱東京UFJ銀行(三菱UFJフィナンシャルグループ)」「みずほ銀行(みずほフィナンシャルグループ)」「三井住友銀行(三井住友フィナンシャルグループ)」を基本的にメガバンと呼ぶことが多く、知名度やイメージから倍率は自ずと高くなります。

そのため、ある程度の学歴の商学部や経済学部の学生はほぼ必ず受けると言ってもいいです。給料の高さがフォーカスされる事も多いですね。しかしその人気故に特にメガバンク採用ステップがめちゃくちゃ長い事でも有名です。僕の友達はなんと、6次面接まで受けて残念ながら落とされてしまいました。

また、メガバンクとはいえ銀行はテレビと並んでキングオブ斜陽業界なのも有名ですよね。新卒の採用数もどんどん減らされているのが現実です。先の無い業界でもありますし、激務ということを考えても志望する必要はないです。

とはいえ、未だにメガバンクは就職先として大人気です。周りに流されて応募しないようにしましょう。

マスメディア

マスメディアの人気は相当なものです。皆さんの大学にも「マスコミ研究会」みたいなサークルがあると思いますが、これもマスメディア業界への人気の象徴ですね。

しかもディレクターやアナウンサーなどの採用人数は本当に僅かです。(ディレクターが何人もいても困りますしね)その採用人数の少なさと人気の高さから、就活業界においてもナンバーワンの高倍率を叩き出すでしょう。

中でもキー局への入社ともなれば、余程の運か実力かコネがなければ内定を得ることはできないでしょう。内定を得る確率は宝くじと変わらないと言ってもいいでしょう。

一方でマスメディアの中でも現場の記者は数が足りていません。裏からマスメディアを支える役割であれば、倍率も下がる可能性はあります。

しかし銀行と同様にマスメディアも斜陽業界です。今後のネットの発達を考えると将来は暗いでしょう。人気&斜陽業界という最悪な状態なので、マスメディアを受験する時には少し考えた方がいいです。

食品業界

最後に僕が就活をしていて一番驚いた事なのですが、食品業界の就活生の間での人気はとても高いのです。

この人気の理由はイメージのし易さにあります。就活を始める際には「自分の好きなこと」「自分の興味のあること」を考える学生がほとんどですが、その中に必ずといっていいほど「食」というキーワードが出てくるのです。

TVでのCMの効果もあり、また幼い頃から身近にあることも考えると一番想像しやすい業界ということができます。

また、「IT」とか「教師」とか「人材派遣」とかに比べて、何をする仕事なのかが見えづらく、だからこそ自分でもできそうと考えて応募に手が伸びる効果もあります。

「とりあえず応募してみる」業界ナンバーワンと言えるでしょう。

また景気に大きく左右されず、かつ将来的にも安定が見込まれることも人気の理由に挙げられます。

外食チェーンなどは「ブラック」と敬遠されがちなため、「日清」や「味の素」「キリン」「アサヒ」など有名な外食チェーン以外の食品業界へ学生は流れていく傾向にあります。

これだけの高倍率をくぐり抜けて内定を勝ち取ることは難しいといえます。他に紹介した業界と同じく避けることが無難でしょう。

いかがでしたか。

マスコミ、メガバン、食品系、そしてそれらを包括する有名企業は本当に就活生に人気で倍率も高いです。受験とは違い「とりあえず受けてみる」が出来てしまうのが就活だからこその倍率になっています。

「超人気企業を全く受けるな」とは言いませんが、就活において時間や体力にも限りがあることは事実です。

無駄に時間を浪費する可能性を低くするためにも、応募する企業や業界の倍率を考える事も大切になるのではないでしょうか。

 

それでは!