この記事は、「転職活動が辛い!」「内定が決まったけど迷っている!」という人に向けた記事です。
(この記事は2020年2月に更新されました)
こんにちは!新卒1年目で転職を行っているDKOです。
転職活動って大変ですよね。
物理的な忙しさよりも、心理的な負担が大きいですよね。
内定を得るまでに、悩んで傷ついて、苦しんで・・・
そんな苦しい転職活動を終えて、やっと内定を取れても

今回は、なぜ転職ブルーになるのか、そして転職ブルーの解決方法について書いていきます。
転職ブルーとは
転職ブルーとは、「内定が決まった途端に不安になること」「転職がうまく行っているのに不安になること」を指します。
実際に僕もそうでした。
僕が転職を考えたのは新卒1年目の冬でした。
僕は手取り16万円のベンチャーNPOで働いているので将来への不安を毎日抱えていました。
仕事は楽しく、良い環境でした。
同僚もいい人ばかりで、怒られることも注意されることもほぼありませんでした。
しかし仕事はとても簡単で、アルバイトでもできるような仕事を淡々をしていました。
そう思った瞬間から僕の転職活動が始まりました
幸いにも売り手市場ということもあり、ポンポンと書類は通過し3社ほど面接を受けてきました。
そして、その中の1社は最終面接(ほぼ内定)のところまで進みました。
しかしそんな時に急に不安が襲ってきたのです。
いわゆる転職ブルーというやつです。
「今までは精力的に転職活動を行っていたのに、ある時ふと転職に対してブルーになってしまう」
「内定をゲットした途端に、急に転職に不安になる」
そんな感情を内定ブルーと言うのです。
マリッジブルーやマタニティーブルーと同じく、祝うべきことでも環境の変化は心身に影響を与えます。
それではなぜ転職ブルーになってしまうのでしょうか。
転職ブルーになる理由
転職ブルーになることは、誰でもある程度はあります。
なぜ転職ブルーになってしまうのでしょうか。
以下に理由をまとめました。
今の職場がよく見えてくる
転職を始めたときは
なんて気持ちの人が多いのではないでしょうか。
しかし色んな会社を見ていくうちに客観的に自分の会社を見るようになります。
そうすると、あれほど辞めたいと思っていた会社でもなぜかよく見えてきます。



なんていい部分だけに注目してしまうのです。
いわゆる「情が湧く」ってヤツですね。
特に転職活動中に、飲食業や不動産営業など「ブラック」な職種の求人広告を見ると余計に、今の職場がよく見えてしまいます。
この「現状がよく見えてくる現象」には理由があります。
それは、人間はどんな所属コミュニティにも愛着を持ってしまうということです。
例えば
・大嫌いだった中学校の卒業式だけど、無性に寂しくなる
・彼女に別れを告げる時に限って、良いところばかり目につく
・上京する直前に、あんなに毛嫌いしていた地元が良い場所に思える
などです。
好きか嫌いかに関わらず、所属していた場所にはこのように愛着があるものです。
いざ、そのコミュニティから離れる時にはストレスを感じるのは当然です。
この愛着とストレスこそが、転職を思い留まらせて、転職ブルーに人をさせるのです。
体力、精神的に疲れてしまう
内定が出る前に、転職ブルーになることもあります。
それは単純に体力的にも、精神的にも疲れてしまっているからです。
転職活動をスタートしたときはモチベーション高く行動できます。
しかし、少しずつそのモチベーションも下がっていきます。
- 休日に面接が入る
- 周りに隠れてコソコソ転職活動をしなくてはいけない
- 面接や書類審査に落ちる
- 仕事に身が入らなくてミスをする
こんなことが続くのが転職活動です。
コッソリ仕事を抜けて面接に行くときなんて、面接よりも同僚にばれないかと心配する方にエネルギーを使います。
何よりも「本当に転職できるのか」と不安になる気持ちが最大の落ち込む原因ですよね。
転職先に不安を感じる
転職ブルーになる最大の理由は「転職先に不安を感じる」ということではないでしょうか。
基本的には企業には入ってみるまでわからないことの方が多いです
どんな職場に配属されるか、どんな上司がいるのか、どんな会社の雰囲気なのかなんて入るまではほぼわかりません。
ネットには口コミサイトがあり、そこで評判を見ることはできますがその信ぴょう性も不確かです。
不安な時に、転職先の悪い評判を見ればそりゃさらに不安になりますよね。
僕の場合は選考を受けている会社の悪い評判でも、転職ブルーになってしまいました。
僕は面接を3社受けて、そのうち1社は心から行きたいと思える企業でした。
ただし、その企業はとても人気があり求めるスペックも高いので現実的には難しく残りの2社から選ぶ必要がありました。
どちらもいい会社には違いないのですが、一つは派遣事業を扱う斜陽業界で、もう一つはほぼ事務作業のみの活発とは言えない職場がネックでした。
ネガティブな部分よりもポジティブな点が多いのですが、それでも一度ネガティブな点に注目をしてしまうと、それが気になってしまいます。
転職中でもここまでブルーになるのに、内定を得た後に転職先の悪い口コミなんて見たら、もっとブルーになることでしょう。
転職ブルーを解消するコツ
転職ブルーを解消するコツは2つあります。
このコツを使って、皆さんも転職ブルーから抜け出すようにしましょう。
ポジティブな想像をする
転職ブルーから回復するためには、とにかくポジティブな想像をしましょう。
例えば
- 気の合う同期ができたら
- とてもカッコいい上司に巡り会えたら
- 給料が増えて、ちょっといいマンションに住めたら
- 美人の同期に会えたら
などのイメージをしてみましょう。
僕の場合は転職をすれば、年収が1.5倍ぐらいになる予定だったのでほしい物リストを思い浮かべていました。
結局どんな職場環境か、どんな人に巡り合うかは入社してみなければわかりません。
不安になっていてもしょうがないので、転職ブルーになったらとにかくポジティヴな想像をしましょう。
相談する
転職ブルーの最大の解消法は「人に相談する」ということです。
人に相談して、肯定されることで気持ちはスッキリします。
そもそも転職が失敗することはあまりありません。
自分の職場への不満がMAXの状態で、あなたを評価して採用したいと言う企業があるのです。
そりゃあ転職するべきでしょう。
ただ僕ら人間は理屈ではなく、感情で生きる動物なので些細なことで転職ブルーになってしまうのです。
そんな時は人に相談に乗ってもらって「大丈夫!」と言ってもらうだけで楽になれます。
まとめ
転職ブルーは、誰しもが通る道です。
それは結局、重大な決断を下すのが怖くなっただけです。
しかしこの時期があることで、冷静に転職についてもう一度考えることができます。
また、その不安を乗り越えるほどの魅力が転職先にあるかを見極めるチャンスでもあります。
転職ブルーになるのは当たり前で、それを乗り越えるほどの転職欲があるのかを一度考えるきっかけにして欲しいと思います。
それでは!