【やりたくない】結婚式を「気持ち悪い」と感じるシンプルな理由

この記事は結婚式の気持ち悪さと「やりたくない」と思う理由について解説した記事です。

(※この記事は2023年3月に更新されました)

 

どうも!DKOです。
今回は結婚式について語ろうかなと思いました。
つい先月、27歳ににして初めて友達の結婚式に参加しました。

その結婚式自体は、料理もおいしく演出も良く、ビンゴなども盛り上がりとても良い式でした。
費用が450万円と聞いた時には驚きましたが、値段だけあって素晴らしい式でした。

が、僕の心には薄っすらと「気持ち悪いなぁ・・・」という思いを拭うことができませんでした。
恐らく僕と同じように、結婚式にモヤモヤとした感情を抱いている人も多いのではないでしょうか。
今回は結婚式を気持ち悪いと思う理由について解説します!

結婚式にかかる費用、どのぐらいの人が結婚式をするの?

グレーのスーツを着た男性と白いウェディング ドレスを着た女性

ゼクシィによると、結婚式にかかる費用は約300万円だそうです。
ご祝儀で返されるとはいえ、実費では150万円~200万円ぐらいでしょうか。
僕であれば、そのお金で旅行に行ったり、家電を買ったほうが幸せになれる気がしますが・・・

そして結婚式を行うカップルは46%という結果も分かりました。
個人的には結構多い印象を受けましたね。
今の若いカップルなどは金銭面でも結婚式を行わないような気がしますが。
令和になり4人に1人が障害未婚といわれるなかで、一方では多くの人が結婚を行っていることがわかりました。

結婚式を「やりたくない」「気持ち悪い」と感じるシンプルな理由

さて、大きな声では言えなくても僕のように結婚式が気持ち悪いと感じる人は少なくないのではないでしょうか。その理由を解説していきます。

①幸せアピールが気持ち悪い

女性が男性の手に触れる

まず、幸せアピールが正当化されているのが気持ち悪いと思います。
簡単に言えば「自慢」なんですよね。

普段は(特に日本人は)幸せアピールや自慢は嫌われます。
「こんなに自分は凄いんだ!」「こんなに私は幸せなんだ!」なんて友達に言われたらイラッてきますよね。
特に僕は他人の幸せアピールが嫌いなのでSNSもやっていません笑

しかし、結婚式ではこの幸せアピールがOKとされます。
「こんなに素晴らしい夫(妻)に出会えました!」「こんなに素晴らしい親に育てられました!」という自慢を際限なく見せつけられます。そして強制的に祝福させられます。

「そんな自慢話聞きたくねーよ!」と怒る人がいてもおかしくないです笑
逆に人の自慢話を楽しく聞けるほうが、すごいです。

②完璧な人間関係を見せつけられるから

紙の上の 2 つの金色のリング

結婚式では完璧な人間関係を見せつけられます。

ヴァージンロードを父親と歩く新婦。
着物を着た母親に見送られる新郎。
涙ながら両親への感謝を告げる新婦。
新郎を褒めるスピーチをする職場の上司。
新婦の良さを伝える友人代表スピーチ。

挙げればきりがありませんが、家族、友人、職場すべてにおいて完璧な人間関係を見せつけられます。そして自分もその「完璧な人間関係」の一部に加えられてしまいます。

これもかなり気持ち悪いし居心地の悪さを感じます。
人によっては家族関係がこじれていたり、友達と疎遠になっていたり、仕事が続かなかったり、人生いろいろあります。
結婚式では「友人関係も、家族関係も、仕事も完璧なワタシ♡」を見せつけられてその「正しさ」に息苦しくなります。

僕ですらそう思ったので、人間関係にコンプレックスを抱えている人はほんのりといやな気持になったのではないでしょうか。

家族がいない人に家族の自慢をするような、仕事をしていない人に昇進を自慢するような、そんな無神経さが結婚式にはあって、気持ち悪いと感じます。

「結婚式をしたい」=「自分の幸せを自慢したい」に見えてしまって、性格の悪さを感じてしまいます。

③友人の恋愛関係を知りたいと思わない

Free Heart Love photo and picture

結婚式では馴れ初めや、付き合ってきたイベント、プロポーズなどの2人の関係を知ることになります(よくあるムービーで)

まじで知りたくない笑
これは男性特有かもしれませんが、友人の恋愛関係を知りたくないんです。
男同士では下世話な話は盛り上がりますが、友達のラブライブエピソードを知りたがる人はいません。
女性ではたまに「惚気話を聞いて幸せになった~♡」とかいう人もいるらしいのですが。
友達と遊ぶときに彼女を連れてくるヤツなんて最低なように、男同士の関係に女性が入る隙間はないのです。

二人の今までを振り返るムービーとか見てられないですよね。気恥ずかしくて。
カップルの旅行に行った写真をMaroon5のBGMで見させられて、どんな顔すればいいの?
勘弁してくれ。

④虚栄心に付け込まれてぼったくりの値段を払っているから

Free Heart Wedding photo and picture

結婚式の値段は明らかにぼったくりです。
ハイテンションな司会者も、見栄えだけのご飯も、カメラマンも、おしゃれなムービーも花も何も本来は必要ありません。
しかし、「自分の幸せを見せつけたい」という虚栄心に付け込まれ、多額のお金を業者に払うことになるのです。
まぁ、本人がお金を払うだけならいいですが出席者も3万円のご祝儀や、スーツやヘアメイクで少なくない出費があります。
これ、得してるのは業者だけなのでは・・・?

そもそもご祝儀3万円の文化が腹立たしいですよね。
普通に3万円は割り切れるし、お金がない若者が多いなか3万円の出費は大きすぎます。
そして、この3万円のご祝儀があるからこそ、結婚費用も「ご祝儀で費用は補填できるので・・・」とどんどん高額になっているのです。

結婚式のような見栄と虚栄心にまみれたセレモニー文化は辞めてほしいものです。

それでも結婚式をしたい人の気持ちはわかる

Free Sunset Wedding photo and picture

ここまで、結婚式をこき下ろしてきました。
しかし、結婚式の素晴らしさもよくわかります。

家族や、友人が集まって、自分たちだけを祝福する。
そんなことって人生でなかなかないですからね。
めちゃめちゃ気持ちいいだろうな、と思います。

ただ、この「気持ちよさ」ってめっちゃ性格悪いなって思います。
「自分がいかに幸せか」「どれだけ恵まれたか」をわざわざ人をたくさん呼んで自慢することで気持ちよくなるなんて、最低でしょ笑(しかも大金をはたいて)

その性格の悪さや気持ち悪さを自覚したうえで、結婚式を開いてほしいな、と思います。