【本当はツラい!?】新卒4年目で広報に配属された僕が「広報のリアル」を解説する

この記事は「広報をやってみたい!」と考える人に向けて書かれた記事です。

企業で広報を担当しているDKOの経験から記事を書いています。

(※この記事は2021年4月に更新されました)

 

どうも!

僕は新卒で3年間現場職を担当して、4年目より広報という仕事につきました。

この仕事を担当して気づいたことは、「広報」という仕事の地位の高さです。

広報を担当していることを友達に言うと

え~広報やってるんだ!すごいね!

と言われることもしばしばです。

新卒で就活をする人も「広報をやってみたい!」と思われる方は多いのではないでしょうか?
というわけで、今回は広報という仕事の現実をお伝えしたいと思います!

広報ってどんな仕事

person using both laptop and smartphone

みなさんの広報のイメージはどんなものでしょうか?
僕のイメージは、きれいなオフィスでヒールをカツカツ言わせながら歩く茶髪の女性(28)でしたね笑

実際の広報とは「企業と公衆をより良い関係でつなぐこと」が仕事です。
まぁ簡単にいえば、「ウチってめっちゃいい企業よ!」って伝えることですね。
また、社内広報といって自社の社員に自社のすばらしさを伝えるお仕事もあります。

なんにせよ、自社のイメージアップをするための存在と思っていいでしょう。

広報のイメージがいい理由

three men sitting while using laptops and watching man beside whiteboard

僕に限らず、広報っていいイメージがありますよね。
広報は女性人気が絶大とも聞きます。
その理由を解説します。

1クリエイティブな仕事だから

まぁ広報ってクリエイティブな仕事であることは間違いありません。
自社をアピールするために、文章や画像で伝えるわけですからね。
何かを生み出す」という意味では確かにクリエイティブな仕事といえるでしょう。

2新しい仕事だから

広報って比較的新しい仕事ですよね。
たぶん50年前は広報の役割ってとても小さかったと思います。

それが今や、数十年前では考えられなかった媒体での広報の仕事があります。
SNSの運用なんて最たるものですよね。

20年前は企業がTwitterで広報するなんて考えられなかったでしょう。
こんな風に「新しい」仕事は比較的かっこよく見えますよね

3ブラック部署のイメージがないから

広報部が深夜まで残業しているなんてあんまり想像つかないですよね笑

営業部署とか企画調整部とかは、永遠に残業しているイメージありますけど、広報部はそうじゃないですよね。
確かに、広報は制作物さえ早めに完成させれば仕事ははやく終わります。
「早めに終わらせれば」ですが。
あとは、基本的にノルマも存在しないのでプレッシャーはそういう意味では少ないかもしれません。

現実はつらいよ!広報の現実

Women, Teamwork, Team, Business, People, Office

じゃあ、広報は夢のような仕事なのか?
もちろん、そんなわけありません。
結構大変なんですよ・・・

人員が少ない

広報ってそもそも、人員が少ないです。
広報チームがあるなんて、大企業だけで中小企業やベンチャー企業は広報担当が一人なんてザラです。案件を一人で抱えなくてはならず、さらに相談もできないのがつらいところです。

注目度が高い

SNSの発信や広報誌の発信は社内だけではなく、多くの一般の方の目にも止まります。
誤字脱字程度であれば大きな問題にはなりませんが、「URLを間違えた」「会社名を間違えた」「載せてはいけない写真を載せてしまった」などのミスが命取りになります。

もちろん、そのようなミスがないように注意はしますが、人員が少ないため注意にも限界があります。
家に帰っても「炎上してないよな・・・」と自分が運用しているSNSを覗くこともしばしばです笑

文章が書けないとツラい

僕はブログをやっているぐらいなので、文書を書くことには抵抗感はありません。

それでも求められるレベルの文章を書くとなると悩む時があります。

これがもし、文章を書くのが遅い人であればかなりツラい仕事となるでしょう。
文章の良し悪しは、結構主観によるのでGOサインを出す人と感性が合っていることも重要ですよね。
自分がいいと思う文章と求められている文章が違う場合は更に悩みます。

ヒエラルキーが低い

就活生には大人気の広報ですが、社内のヒエラルキーは低いです笑
なんとなくカッコいいけど、そこまで必要なの?と考えている人は多いですからね。

営業のように数字で簡単に成果がわからないことも要因です。

「まぁ広報がなんとかするでしょ」的なノリで振られる仕事も多いです。

実際にはIT社会の今の社会ではブランディング、広報の面で広報の役割はとても重要です。
ただ、その認識を持っている人はそこまで多くないのが現状です・・・

それでも僕が広報をする理由

Entrepreneur, Startup, Start-Up, Man, Planning

まぁここまで愚痴を書いてきましたが、広報という仕事は僕にとってはとてもいい仕事です。

その理由は広報をするスキルは、現代に求められるスキルと合っているからです。

広報したい内容に合わせて、文章や画像、時には映像を作っていきます。

多くの情報が溢れている時代に、狙い通りに認知してもらえる情報をデザインするスキルはめちゃくちゃ大切です。

ブログやアフィリエイトをすることもそうですが、ある意味今の時代には全ての仕事に必要なスキルとなります。
広報ではそんなスキルを学べる場となっています。

僕は自分のブログ運営を通してトライ&エラーで積み上げた知識を、職場で試すことができるのでその点もいいですね。
広報で必要とされるスキルは、どこに行っても通用するので、ぜひ興味ある方はチャレンジしてください。

まとめ

Tie, Necktie, Adjust, Adjusting, Man, Business

総合的にみて広報の仕事は「いい仕事」だと僕は感じています。
しかし他の仕事と同じように、辛いことも苦しいこともあります。

ただ頑張れば頑張った分、目に見える形でスキルが上がるのでやりがいには繋がります。
これからも必要とされる仕事の一つなので、もしチャンスがあれば活用していただければと思います。
それでは!