この記事は彼女が鬱になった時にすべきことを体験談からまとめた記事です。
パートナーが鬱になった、もしくは鬱の疑いのある人に向けて書かれた記事です。
(※この記事は2020年12月に更新されました)
どうも!DKOです。
僕には大学3年生の彼女がいるのですが、少し精神的に不安定なところがありました。
そこで彼女に心療内科での受診を勧めて見ると、鬱の診断が出されました。
この「鬱」という診断は僕にも彼女にも少なからずのショックを与えました。
しかし、鬱と判明してからも今も幸せに彼女と過ごすことができています。
年間100万人が鬱になると言われる日本社会で、彼女が鬱になり戸惑いやショックを受ける人も多いでしょう。
今回は僕の体験から、彼女が鬱になった場合の対処法について解説をします!
彼女の鬱の状態について
僕の彼女はどちらかというと、いわゆる「メンヘラ」気質の女の子でした。
しかし何か僕に害があるほどではなく、男が好きな「ちょっと重め」の女の子でした。
一方でいわゆるメンヘラ気質の女の子は考え過ぎてしまったり、悩むことも多いので鬱になる傾向は強いそうです。
鬱と診断されるまでの彼女の様子は以下の通りでした。
授業に出れない、課題を出せない
僕の彼女は真面目な大学生で今までも一度も単位を落としたことはありませんでした。
しかし、最近になり授業に出れなくなったり、課題を提出できない様子でした。
課題も難しいものではなく、中には数分で終わるものもあったのにも関わらず取り組めないでいました。
本人曰く「やらなくちゃいけないのはわかっているが、全くやる気ができない」と話していました。
この時点では僕も不思議に思わず
突然泣き出す
彼女は家で一人でいるときに、泣いてしまうことがありました。
僕と一緒にいるときは楽しそうなのですが、一人になると電話越しに泣いていることもありました。
本人曰く、過去の辛い出来事を思い出して泣いていたそうです。
この時点で明らかに情緒が不安定でしたが、その時も僕は
過食嘔吐を繰り返す
僕が彼女に心療内科を勧めた決め手は、過食嘔吐でした。
彼女はストレスを感じると過食と嘔吐を繰り返していることがわかりました。
本人も止めたいと思っていても、ストレスを感じると過食嘔吐をしてしまい、毎回罪悪感を感じているようでした。
以前はリストカットをしていたようでしたが、最近は過食嘔吐を繰り返していることを話してくれました。
この話を聞いて
彼女が鬱になったらあなたがすべきこと7つ
さて、彼女が鬱になったらパートナーはどんなことをすべきなのでしょうか。
僕は福祉の現場で働いているのである程度の知識がありましたが、知識のない人はとても戸惑うことだと思います。
もし彼女と良い関係を築いていきたいと考えるならば、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
深刻になり過ぎない
彼女が鬱であることを打ち明けてきたら、深刻になり過ぎないでください。
もちろん淡白すぎるのもダメですが
不安にさせない
鬱になるとただでさえ心が弱ります。
さらに「鬱であること」自体に負い目を感じて

彼女の気分の変化を受け入れる
女性は鬱でなくとも、生理前などは気分の浮き沈みが激しくなります。
その感覚がわからない男性にとっては、気分がコロコロ変わると鬱陶しく感じてしまうものです。
鬱の場合は、急に元気が出なくなったり、予定をこなすことができなくなってしまいます。
なので予定をドタキャンされたり、急に泣き出したりしても、怒ったりしないようにしましょう。
また、躁鬱病の場合は彼女が怒りっぽくなったりイライラする場合もあります。
なんにせよ、彼女の気分の浮き沈みを受け入れるようにしないといけません。
「なんでできないんだ!」「なんでそんなことで怒るんだ!」と理屈で対抗するよりも、抱きしめてあげるようにしましょう。
僕も気分がコロコロ変わる人は苦手ですが、彼女が好きだからこそ、うつ病が治るまでは我慢しようと思います!
仕事や学校のサポートをする
もし可能であれば彼女の学校や仕事のサポートをしましょう。
具体的には、朝起きることが難しければモーニングコールをするなどが挙げられます。
僕の彼女は大学生なので、課題の進捗を確認したり、授業前に電話をして授業に出るよに催促したりしました。
もちろん、これらのサポートは本人の希望があった時にするべきです。
本人の希望がないのにサポートをすると、ただプレッシャーをかけるだけになりますからね。
単位の取得や仕事など、日常生活でどうして必要なものだけに絞ってサポートをするといいでしょう。
常に予定は柔軟にする
うつ病や躁鬱病は症状がいつ出るかわからないことも特徴です。
そのため予定がその日の体調や気持ちの問題でキャンセルになることも多々あります。
だからこそ、予定は常に柔軟にしておきましょう!
デートのプランも細かく決めるより、大雑把に行く場所だけを決めることや、旅行やご飯も予約ではなくふらっと行く方がいいでしょう。
どのタイミングでキャンセルになっても大丈夫なように予定を組んでいると、うつ病を持っている人もプレッシャーを感じずに済みます。
原因を探さない
男性がしてしまいがちなのが「原因探し」です。
彼女がうつ病になったからといって「なぜうつ病になったか」を考えることは逆効果です。
うつ病の原因は複合的な場合が多いので、考えても「これ!」といった原因が見つかることは稀です。
それよりも、嫌な出来事を思い出したり、うつ病になったことを自分で責めたりする場合の方が多いです。
もしあなたが専門的な知識を持っていないのであれば、原因探しは逆効果になります。
それよりも、楽しい話をしたり本人の話を黙って聞く方がよっぽどうつ病の改善に良い影響を及ぼすでしょう。
無理してサポートをしない
うつ病になる人は真面目で責任感が強い人が多いです。
僕のように無責任で能天気な人間はそもそも鬱になりません笑
うつ病の人はうつ病になった後も周りのことを気にしています。
特に「自分が相手の負担や迷惑になっていないか」と強く恐れています。
だからこそサポートする側は、あくまでできる範囲でサポートを行いましょう。
自分が無理して彼女のサポートをしても、逆に彼女は申し訳なくなったりするだけでいいことはありません。

まとめ
色々書いたのですが、まとめると「普通にしていればいい」ということです。
うつ病なんてありふれた病気ですし、正しく治療をしていれば時間と共に治ります。
パートナーとしてできる範囲で見守ることが何よりも大切なのです。
過剰反応をして大げさに心配したり、態度が大きく変わると逆効果です。
もっとも不安なのはうつ病になってしまった本人なので、彼氏としてはどっしりと受け止めるぐらいの度量が欲しいところです。
その上で彼女がして欲しいことがあれば、ぜひやってあげましょう!
彼女が鬱になったことがある人などは、ぜひコメントをよろしくお願いします!
それでは!