【就活】年収?福利厚生?そんなことより「裁量の大きさ」で仕事を決めろ!

この記事は「裁量の大きさ」が仕事を楽しくする理由について説明しています。

就活生や、仕事に悩んだ社会人に向けて書かれた記事です。

(※この記事は2020年7月に更新されました)

 

どうも!DKOです。

就活や転職を考えるときに

DKO
楽し仕事って何だろう・・・?
と考えることは多いでしょう。
年収や仕事内容、福利厚生など様々なポイントはありますが、仕事を楽しむ最大のポイントは裁量なのです。
「裁量が大きい」と聞くと、「大変そう」「自分にはできない」と感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、この記事を読めば「裁量が大きいこと」の大切さがきっと分かるはずです。
仕事に悩んだり、就活に悩んでいる人必見です!

令和は「楽しい仕事」をしなくてはいけない3つの理由

楽しい仕事?そんなもんないよ!お金さえ貰えてれば十分。
そんな風に考える時代は、平成で終わりました。
これからの時代は、楽しく仕事をしなくてはいけません。
その理由を説明します。

楽しくない仕事はAIに奪われるから

楽しくない仕事ってどんな仕事でしょう。

工場のライン工やスーパーのレジ打ち、暇な警備の仕事、ただ運ぶだけのトラック運転・・・

自分の独自性を出せず、誰にでもできて、簡単に取り換えのできる仕事を人は「つまらない」と呼びます。

そして、そんなつまらない仕事はすぐにAIに奪われます。

AIの技術は日進月歩で進んでいます。ふと気づくと自分の仕事がAIに奪われる可能性は容易に想像できます。

 

人間は楽しいと感じるからこそ、努力し進歩するのです。

そして自分独自のオリジナリティがあればAIにも誰にも自分の仕事は奪えません。

「お金が貰えるから」という理由でつまらない仕事をしていると、結局最後には仕事を奪われて困窮する可能性は少なくありませんよ。

 

将来が不確実だから

昭和の時代であれば多少不満のある仕事でも、最後には給料が上がり、自由に仕事ができました。

しかし今の時代は違います。

大企業でもリストラが行われ、苦しい仕事に耐えた結果、首を切られることもあります。

コロナウイルスが経済に大打撃を与えたように、自然災害や戦争など、いつ状況が大きく変わるかわかりません。

DKO
今はつまらないけど、20年後には給料もアップして・・・
なんて考えるのはもうナンセンスです。
将来が100%保証されているならまだしも、今の時代に週5で8時間も好きでもない仕事をする必要はありません。

お金がなくても生きていける時代だから

自分が心から楽しいと思える仕事は、時に「お金が稼げない仕事」でもあります。

それでも今の時代は、お金がなくても生きやすい時代になりました。

 

音楽も映画も定額で、世界の傑作が楽しめる時代です。

シェアリングが根付き始めている今は、服もアクセサリーも服も、家だって安い値段で利用することができます。

副業もしやすくなり、ちょっとしたお金を稼ぐ方法ならいくらでもあります。

 

まさにお金がいらない今の時代に、つまらない仕事をお金のためにする必要はないのです。

 

裁量が大きい仕事こそが楽しい仕事である3つの理由

僕はずっと人間関係こそが、楽しい仕事の秘訣だと思っていました。

しかし、最近になり「裁量が大きいこと」こそが楽しい仕事の秘訣だと気づいてしまったのです。

特にこれから卒業をして就職をする就活生にはぜひ「裁量の大きい仕事」を選んで欲しいと思っています。

その理由を説明します。

 

裁量が大きいと、自分の好きな働き方ができる

確かに人間関係はとても大切です。

自分の好きな人と仕事ができれば、とても仕事は楽しいことでしょう。

しかし、自分とウマの合わない人の存在で、一気に仕事が辛くなってしまいます。

 

一方で裁量が大きいと、あらゆることを自分で決めることができます。

一緒に働きたい人、仕事内容、仕事の時間、休みの日・・・

これらの全てを自分で決めることができるのです。

 

僕は今、とても仕事で大きな裁量をもらって働いています。

例えば新しいオフィスを決めるときは自分の家の近くに決めました笑

また、一緒に働く人も自分で選定して、休日も勝手に決めています。

 

世の中にはしたくもない仕事を上司に押し付けられて、残業をしてまでしている人がいます。

僕ならどんな大金を積まれても、そんな仕事は嫌ですね。

 

裁量が大きいと成果を出しやすくなる

裁量が大きいと、仕事で成果を出しやすくなります。

そりゃ、自分の好きな環境で好きな仕事をやればパフォーマンスは嫌でも上がりますよね。

成果を出すと、さらに自由に仕事を任せて貰えるのでいい循環が起きます。

 

一方で裁量がなく、言われた仕事だけをしていると大きな成果を出すことは難しいです。

そうするといつまでたっても独り立ちをさせてもらえず、裁量はないままつまらない仕事だけをすることになります。

 

裁量が大きいと責任も大きいし、不安・・・
なんて人もいるかもしれません。
しかし責任がない仕事をずっとやり続ける人生の方が僕はよっぽど不安だと思います。

裁量のない仕事は、人間をダメにする!

ノーベル賞を受賞した経済学者のダニエル・カーネマンの研究によると、仕事の楽しさは給料でも福利厚生でもなく、「自分に裁量があると思えるかどうか」で決まり、裁量のない仕事をしていると心身ともにストレスがかかるとわかりました。

ストレスがかかるだけではなく、裁量のない仕事をしていると「自分には力がない」と認識をしてしまって向上心や努力する力がなくなってしまうことも判明しました。

ロングセラーになった「嫌われる勇気」でも幸せになる方法として「自分には力があると認識すること」が挙げられています。

 

このように人間は「自分で考え、自分で決める」ことを重視する生き物なのです。

自分で考えもせず、決めることもできないのならば、人間ではなく家畜です。

誰かに振り分けられた仕事を、決定権もなく、淡々と繰り返しているといつの間にか人間としての尊厳も奪われてしまうのです。

 

自分の仕事で裁量を得るための方法

DKO
そんなこと言っても、僕の仕事じゃ裁量を貰えるのは30年後だよ!
と悲観する人もいることでしょう。
そこで、どんな仕事でも裁量が貰える方法をお伝えます!

一番裁量を持っている人に大アピールをする

自分の周りで一番裁量を持っている人に、「自分は仕事ができます!」とアピールをしましょう。

最初は大変かもしれませんが、大きなことでなくても大丈夫です。

例えば、掃除を率先してやるとか、資料作りを手伝うとか、買い出しをするとか・・・

どんなことでもいいので

偉い人
コイツに仕事を任せてみようか・・・
と思って貰えるようにしましょう。
僕の場合は新卒1年目の時に、社長にアピールをしまくりましたね笑
「こんな仕事をしたいんです!」「僕、こんな成果を出しました!」と会うたびにアピールをしてました。
そうすると社長直々に仕事をくれるようになりました。
そうすると
DKO
すんません、社長からの仕事があるんで!
と嫌な仕事を断れるようにもなりました。
なかなか社長と会える機会がない人でも自分が会える最上級の上司にアピールするなどをして仕事を貰えば、自ずと裁量は大きくなってきますよ!

意思決定を積極的に行う

人間誰しも、人の意見に流されやすいものです。

さらに、日本人は自分の意思を述べることが苦手です。

だからこそ、意思決定や自分の意思を積極的に伝えるようにしましょう。

そうすると、周りも自然と自分のこと裁量がある人として扱ってくれます。

 

僕は新人の頃から「残業は無駄だと思います」「非効率な部分はどんどん無くしていきましょう」と常に発言をしていました。

すると周りも段々と

社員
まぁDKOが言うなら、そうなんだろ・・・
と思ってくれるようになりました。
裁量は会社から付与されるものでもありますが、結局は自分で勝ち取るものだと思っています。
「自分の会社は古くて上下関係が厳しいから」と諦める必要はないのです。

まとめ

「これからの時代は何が起きるか分からない!」
そんな風に言われていますが、コロナの騒動でこの言葉が初めて身に沁みました。
先が見通せず、不確実な世の中だからこそ、悔いのないように今を楽しむ必要があるのだと思います。
そして、仕事を楽しむことが出来ない人はこれからの時代に生き抜くことは難しいでしょう。
今まで述べてきたように、仕事を楽しむためには裁量がどうしても必要になります。
「自分で大きな仕事ができるまでに15年・・・」なんて悠長なことは言ってられません。
特に就活生は「どれだけ裁量を持って働けるか」に注目をして就活をしてほしいと思います!
それでは!