【高学歴は本当に幸せなのか!?】25歳の高学歴男子5人にインタビューしてみた!

この記事は高学歴の友人5人に質問をして、「高学歴は本当に幸せなのか」を検証した記事です。

高学歴に憧れを持つ人に現実を突きつける記事になっています。

(※この記事は2020年6月に更新されました)

 

どうも!DKOです。

突然ですが、皆さんは高学歴に憧れますか?

僕は今25歳で社会人として働いていますが、3年前までは明治大学の学生でした。

明治大学が高学歴かというと微妙なところですが、就活をしていた時は

DKO
あぁ、俺も東大卒なら就活も余裕なのになぁ・・・
なんて、漠然と高学歴に憧れていました。
しかし25歳にもなると、学歴の話なんてなかなかする機会もありません。
そうすると、巷で言われているように「学歴なんて社会に出れば意味がない」という言葉にも信ぴょう性を感じるようになりました。
そこで、医学部や京大に通っている友達5人に話を聞いて、「高学歴は本当に幸せなのか」を検証してみました!
自分の学歴がコンプレックスな人はぜひ、「高学歴のリアル」をこの記事で知りましょう!

25歳の高学歴男子5人に「あなたは幸せですか」と聞いてみた!

実は僕の通っていた高校は地方にある偏差値70ぐらいの公立高校でした。
全国の高校ランキングでは200位ぐらいなので、まぁ進学校と言えるでしょう。
そんな高校に通っていたので、僕の友達は、いわゆる高学歴と言われる人ばかりです。
そんな高学歴男子たちに、「幸せですか?」と聞いてみました!

友人A:神戸大学法学部 卒業

まずは友人Aにお話を聞きました。

Aは一浪後、神戸大学に入学して、その後某大手機会メーカーに勤めています。

 

神戸大学といえば、関西では京都大学、大阪大学に続く難関国立大学です。

大学卒業後も、大手機会メーカーに就職するエリート街道まっしぐらですね。

さぞかし幸せなのだろうと、質問してみると・・・

 

友人A
う〜ん・・・幸せ・・・ではないかな
と意外な答えが帰ってきました。その理由を聞くと
友人A
仕事はまぁ楽しいけど、10時退社が普通だし、正直キツイかな。

 

友人A
うちの会社は大手だけど、新卒のボリュームゾーンは関関同立の私立だし、神戸大を出てまで入る会社かなとは思うね。
と結構シビアな現状を話してくれました。
大手機会メーカーとはいえ、若手の社員は給料は安くおまけに激務とくれば幸せとは言えないかも知れませんね。
しかし10年後、20年後になり出世をすると大手機会メーカーに勤めている幸せを感じるのでは・・・?
友人A
出世すると給料もバーンと増えていいかも知れないけど、同期も後輩も膨大な数いる中で競争するのは結構キツイな。

 

友人A
出世のためには残業も転勤も受け入れるしかないし、そこまでして頑張る必要ってあるのかな?って思ってしまう。
配属によって自分のしたい仕事ができないことや、転勤や出世競争など、大企業にはそれなりの大変さがあるんですね。
インタビューの中では自分の学歴について
友人A
神戸大で良かったとは思うけど、この学歴で感じるメリットはないかなぁ。強いて言えば弊社に入れたことは学歴の力は大きいと思うけど、今の仕事が幸せかと聞かれるとそうでもない笑
と話してくれました。

友人B:名古屋大学工学部 卒業

友人Bも1浪の末、名古屋大学の工学部に入学しました。

名古屋大学は日本でも最難関の旧帝国大学の一つで、中でも名古屋大学の工学部はトップクラスの難しさです。

名古屋大学の工学部卒となれば、TOYOTAを始め大手機会メーカーから引く手数多と聞きます。

これは、幸せに間違いないだろうと聞いてみると・・・

 

友人B
実は俺、途中で工学の勉強に興味がなくなって、今は別の大学にいるんだよね・・・
とカミングアウトをしてくれました!
聞くところによると、友人Bは名古屋大学を卒業後、そのまま建築を勉強する為に偏差値50程度の私立大学に転学したそうです。
これは周りからも猛反対されたのではないでしょうか・・・・?
友人B
親からも友達からも大反対されたね笑 でも今は好きなことをやっているからいいかなと思うよ。
現在は設計会社でアルバイトをしながら、毎日深夜まで課題に追われる日々だそうです。
友人B
でも、建築家の仕事は本当にブラックだし、安定性もないから将来はかなり不安だね笑
と笑ってもいました。建築家は最初の見習い期間は手取り15万円で残業代なしが普通の世界だそうです。
しかし、才能が認められると、自分で事務所を持つこともできるらしいです。
それでは最後に、高学歴で幸せでしたか?と聞いてみました。
友人B
いやいや、名古屋大学卒であることは何の意味もないよ笑 建築世界は実力の世界で高卒の有名人なんてたくさんいるからね。今は周りの人たちも俺が名古屋大学を卒業してるってことを言ってないし、別に言う必要もないかなって思うよ。
友人B
でも名古屋大学に入ったから、今があるわけだし全く後悔はしてないよ。けど、高学歴だからって感じるメリットはないかなぁ。
友人Bは自分の好きなことをしているという点では幸せと言えるかも知れませんね!

友人C:国立医学部6年生

友人Cは現役で国立大学の医学部に合格しています。
あらゆるステータスの中でも「医者」というステータスはトップに来ることは間違いありません。
医学部が幸せでないなら、誰が幸せなんだと思わなくもありませんが、どうなんでしょう?
友人C
う〜ん・・・別に不幸ではないかなぁ
と微妙な答えが返ってきました。どういうことなのでしょう?
友人C
授業や試験勉強とか6年間死ぬほど忙しかったし、これからも常に忙しく仕事をしていくと考えるとめっちゃハッピーではないかな。今は国家試験の勉強中だしね笑
友人C
医者という仕事には誇りを持てるけど、燃えるほどの使命感があるわけではないし、それなら都内でアルバイトとかサークルとかする普通な大学生活を送る選択肢もあったのかな、と思うよ。
それでも一緒の職の安定と、高給取りになれるのは嬉しいんじゃないの?
友人C
そりゃ医学部に合格した時は嬉しかったけど、段々と医者の現実が見えてくるし良いところばかりじゃないよ。俺の場合は田舎の病院に務めるから遊ぶ場所も時間もないからお金をたくさん持ってても・・・って感じかなぁ。
友人C
なんか人生のレールが敷かれている感じがするよね。医者以外の選択肢がもうないからね。だからたまに都会で自由に暮らすことを妄想したりするよ笑
まさに「隣の芝生は青い」の典型的な発言ですね笑
しかし友人Cのように中国地方の田舎で医者として一生働く人生を考えると、いくらお金があっても幸せとは断言できないかも知れませんね・・・

友人D:京都大学 工学部生

友人Dは一浪の末、東大に並ぶ最難関、京都大学の工学部に合格します。

現在25歳に幸せかどうか聞くと

友人D
人生でもトップレベルで不幸だね
 と答えが返ってきました笑
友人D
今2留していて、今年も卒業できるかわからないんだよね。あと2年で卒業しなきゃ除籍だし、そもそも卒業しても就職できるか微妙だし、本当にお先真っ暗だよ!
友人Dは大学の授業に興味が持てず、単位を落とし続けて今に至るそうです。単位も20単位以上残しており、卒論も未着手とあれば今年の卒業も難しいでしょう。
友人D
京大生であることに誇りはあるけど、別に幸せではないよね。それよりもストレートで卒業して就職する人の方が羨ましいよ。もし自分がそうなれるなら、京大の学歴なんて簡単に捨てられるよ笑
と寂しそうに話していました。
友人Dのように高学歴でも退学したり、就職できない人が一定数いることは事実です。
「高学歴だからといって幸せではない」のお手本なようなケースでした。

DKO:明治大学卒業 NPO法人勤務

最後は僕の話をさせてもらおうと思います。

僕は現役で明治大学に合格しました。

当時は難関大学に合格した友達ばかりで、自分の学歴が恥ずかしかったのを覚えています。

そして大学4年生の時に就活をするも、全く内定が取れず流れ着いたNPO法人に就職して、今も働いて3年になります。

 

今幸せですか?と聞かれれば「幸せです!」と答えることができます。

仕事は楽しく、休みもしっかりと取れるためにこうしてブログや趣味にしっかりと時間を使うことができています。

受験も就活も失敗しましたが、今は間違いなく幸せということができます。

大企業に勤めているわけではないので、一生の安定は保証されていませんが、それでも「未来が見えない」ということが楽しさに繋がっているような気がしています。

 

まとめ

高学歴5人の話を聞いて、いかがだったでしょうか?

 

確かなことは「学歴は邪魔にはならないが、必ずしも自分を幸せにしてくれない」ということです。

僕らが羨むような学歴や職業の人だって悩みはあり、必ずしも幸せとは限らないのです。

医者だって俳優だってプロ野球選手にだって悩みはあって、辛いことや苦しいこともあります。

だからこそ、無い物ねだりをするのではなく、今の現状でベストを尽くすしかないのです。

 

「学歴がない・・・」とコンプレックスを感じる人は学歴を得ても別のところでコンプレックスを感じる可能性が大です。

「学歴に意味はない」とまでは言うつもりはありませんが、コンプレックスを感じるほど大したものではありませんよ!

学歴のことを考える暇があれば、自分の長所について考えた方がよっぽどか有益ではないのでしょうか?

この記事は少しでもお役に立ったら幸いです。

 

それでは!