【でんぱ組.inc】古川未鈴に学ぶ3つの成功哲学【ビジネスパーソン必見】

この記事は、自分のキャリアを成功させたいと願う全てのビジネスパーソンに向けて書かれた記事です。

逆境から這い上がったアイドル、古川未鈴の「成功哲学」についての解説記事です。

(※この記事は2020年5月に更新されました)

 

こんにちは。DKOです。

今回は、アイドル古川未鈴から学ぶ成功哲学についてお話したいと思います。

でんぱ組.incはもちろん、アイドルに興味がなくても問題はありません。

古川未鈴のキャリア成功事例から、「どうすれば、自分の考える成功したキャリアを歩めるのか」を解説していきます。

自分のキャリアに悩んでいる、もしくはもっと成功したキャリアを歩みたいと考えている全てのビジネスパーソン必見です!

 

〔1分でわかる〕でんぱ組.incと古川未鈴について

簡単に、でんぱ組.incと古川未鈴について説明をします。

 

でんぱ組.incとは

でんぱ組.incは秋葉原初の、メンバー自身が何かしらの「オタク」であることをコンセプトにしたアイドルグループです。

群雄割拠のアイドル業界を10年近く息抜き、武道館でのライブも大成功させた経歴を持っています。

大手プロダクションが立ち上げに関わっていないグループの中では「もっとも成功したグループ」と呼ばれています。

2020年4月15日にも最新アルバム「愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ 」をリリースし勢いは衰えを知りません。

 

古川未鈴とは

古川未鈴は、でんぱ組.incの創立時からのメンバーであり、同グループではセンターを勤めています。イメージカラーは赤。

人とのコミュニケーションを取ることが苦手であり、引っ込み思案であることでも知られています。

こちらは「キャラ作り」ではなく、本人のYouTubeチャンネルからもうかがい知ることができます。

幼少期にはいじめを受けた経験があり、このエピソードはでんぱ組.incの楽曲『W.W.D』の歌詞の中でも触れられています。

高校を中退後、でんぱ組を結成し今に至ります

2019年には現役アイドルとしては異例の、漫画家麻生周一と結婚することを発表しました。

 

全てのビジネスパーソンが学べる、古川未鈴の3つの成功哲学

ここまでを見ると

読者
なんだ、普通の成功したアイドルじゃん。
と思われるかもしれません。
しかし、彼女の成功への道のりは平坦なものではありませんでした。
普通の人であれば投げ出したくもなるような、逆境の中で古川未鈴は成功を手にしたのです。
古川未鈴からわかる成功哲学は、全てのビジネスパーソンの参考になるものです。
読者
新しいことをしようと考えているけど、迷っている・・・
読者
頑張っているけど、なかなか上手くいかない・・・
そんな人はぜひ参考にしてみてください。

1.周りの環境を言い訳にしない

親が転勤族であることに加えて、古川未鈴は小学校から中学校までいじめを受けていたことを告白しています。

その後、工業高校に進学するも1年で中退をしてしまいます。

中退後は、ネットゲームばかりして引きこもっていた時期もあったと話しています。

当時の象徴的なエピソードとしては、20歳の成人式の時に母親のリクルートスーツをきてしぶしぶ行ったことが有名です。

そんな状況、環境を言い訳にすることは簡単だったでしょう。

 

現在でこそ多様性のあるアイドルが認められていますが、当時はモーニング娘。やSPEEDの全盛期です。

可愛くて、キラキラしたアイドル以外はありえないのが常識でした。

そんな中で、いじめや引きこもりの逆境を言い訳にせず、アイドルへ突き進んだ古川未鈴の姿は尊敬に値することでしょう。

 

僕を含めて、世の中には環境を言い訳にする人がたくさんいます。

住む場所が悪い、時代が悪い、親が悪い、家族が悪い、会社が悪い、学校が悪い・・・

しかし環境を言い訳にしてもなんの得もありません。

古川未鈴も、いじめや引きこもりから「自分はアイドルとして成功できない」と言い訳することも出来たはずです。

しかし環境を言い訳にしなかったからこそ、現在の彼女があるのです。

 

2.才能のなさを言い訳にしない

批判覚悟を覚悟で言わせてもらうと、古川未鈴はアイドルとしての素質に恵まれている訳ではありません。

顔もスタイルも、歌唱力もお世辞にも「ハイレベル」とは言えないません。

彼女よりも、人気の出るアイドルの素質を持つ人間など掃いて捨てるほどいることでしょう。

さらに若さが命とされるアイドル業界でも、古川未鈴がキャリアをスタートさせるのは20歳を過ぎてからでした。

ハッキリといえば、アイドルとして成功する才能はどこにも見当たりませんでした。

実際に、様々なアイドルのオーディションを受けるも全て書類選考落ちだったと話しています。

 

しかし彼女は才能のなさを言い訳にしませんでした。

古川未鈴は、その後メイド喫茶とライブハウスが合体した「秋葉原ディアステージ」の立ち上げに参加します。

そして「アイドルになりたい」の一点張りで、周りを説得しでんぱ組を結成することになります。

その後、夢であった武道館でのライブを複数回成功させ、トップアイドルへの道を突き進みます。

 

「諦めなければ夢は叶う」「才能は努力の先にある」と成功者は口を揃えて言います。

本田圭佑も、孫正義も、スティーブ・ジョブズ、イチローも同じようなことを話しています。

 

しかし僕らのような凡人はそんな言葉を聞くたびに

DKO
そんなこと言っても、あなたには才能があったんでしょ・・・

って思ってしまいますよね。

しかし僕は古川未鈴の成功哲学を目の当たりにして、その考えは変わりました。

一般人の僕の視点からでも、彼女のアイドルとしてのスペックは贔屓目に見ても「並以下」です。

それでも10年近く第一線で活躍し、武道館を経験し、結婚してもアイドルを続けるトップアイドルになりました。

 

何故彼女は成功したのか?

それは古川未鈴が才能のなさを言い訳にせず、誰になんと言われようと決して諦めなかったからです。

逆に彼女よりも才能があっても、途中で諦めてしまったアイドルは山のようにいるでしょう。

才能というのは成功の1つのファクター(要素)にしか過ぎません。

才能のなさは、成功できない言い訳にはならないのです。

3.好きを突き詰める

古川未鈴のアイドルとしてのキャリアを振り返ると、「アイドルが好き」の一言に尽きます。

彼女がアイドルとしてのキャリアをスタートさせるときも、アイドルの文化はまだ定着しておらず、賛同してくれる人も少数でした。

しかし最後には周りも彼女の熱意に負け、アイドル活動を応援するようになりました。

まさか、ここまでの成功を納めるとは本人を含め誰も予想はしていなかったでしょうが。

 

でんぱ組.inc結成後もアイドル活動が大好きだからこそ、古川未鈴は妥協はしませんでした。

有名な振付師を雇う予算のために、一人でブルマを履いてイベントをこなしたエピソードもあります。

才能がない、若くない、環境が悪い、過去が悪い、全てを覆したのは古川未鈴の「好き」と言う気持ちだったのです。

 

古川未鈴の「アイドル好き」は言葉にも出ています。

アイドルの引退について、「自分からアイドルを引退する人の気持ちが全くわからない」と話しています。

アイドルがとにかく好きだからこそ、純粋に出た言葉なのでしょう。

2019年には前代未聞の結婚を発表し、その後も現役アイドルとして活動していることからも、彼女の「アイドル愛」が嘘ではないことがわかります。

 

「好きなことを仕事にするべきか」というのはよくある悩みです。

しかし、少なくとも言えることは「好きでもないことでは、成功できない」ということです。

仕事に求めることは人それぞれですが、もしキャリアを成功させたいと思うのであれば、「好きなこと」を突き詰める必要があります。

逆にいえば、どんな状況であろうとも「好き」は成功に繋がっているのです。

 

古川未鈴にとってのアイドルは、自分にとっての何か。

才能がなくても、批判されても、環境が悪くても、それでも好きと言えるもの。

自分に問いただしてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

僕個人としてはここ数年、古川未鈴の大ファンです。

一方で、最近まで「古川未鈴の魅力」を言語化できずにいました。

顔も年齢も歌も、他のアイドルと比べても「魅力」とは断言できません。

 

しかし、彼女の魅力とはひょっとすると「アイドルが誰よりも好き」ということに尽きるのかもしれません。

「アイドルが好き」ということが、ライブやイベント、ファンサービスも含めて彼女のパフォーマンスが一流である理由なのです。

好きなことに一心不乱に打ち込む人間は美しく、そしてそれを人は応援したくなります。

古川未鈴は、まさにそれを具現化した人間なのではないでしょうか。

 

ビジネスでも同じことがいえるでしょう。

どんな小さな自分の仕事であれ、自分のビジネスを愛し、一心不乱に打ち込む人。

そんな人が成功しないわけがありません。

才能のなさも、環境の悪さも「好き」には勝てないのです。

 

古川未鈴の生き方を真似しろとは言えません。

ほんの少しでも、彼女の生き方から学ぶことがあれば幸いです。