絵心ゼロ、知識ゼロの25歳がIllustratorを使って感じた「イラレ初心者あるある」5つ

この記事は超初心者がIllustratorを使ってみた記録です。

「Illustratorを初めてみたい!」と考えている人に向けた記事です。

(※この記事は2020年5月に更新されました)

 

みなさん!こんにちは。DKOです。

今回はIllustratorについて話していきたいと思います。

 

実は僕は、Illustratorをずっと使ってみたいと考えていました。

しかしIllustratorってめっちゃ敷居が高いじゃないですか?

なので2年間ぐらい二の足を踏んでいました笑

 

しかしコロナで仕事もだいぶ暇になったので、思い切ってチャレンジしてみました。

知識ゼロ。絵心なし。25歳がIllustratorを始めるとどうなってしまうのかを記事にしてみました!

Illustratorとは

Illustratorとは、僕も最近まで詳しくは知りませんでした。

ここでざっくりと説明をします。

 

Illustratorはアドビシステムズから販売されているソフトウェアです。

アドビシステムズは、他にもPhotoshopでも有名ですね。

 

Illustratorでは、イラスト作成はもちろん、ロゴや広告のパッケージなどの作成もできます。

印刷業界やウェブデザイン業界では、もっとも基本的なツールとなっています。

 

illustratorで書いたイラストや文字はどんなに拡大しても縮小しても画像が劣化することがないベクターデータで作成されます。

そのため大きなポスターやロゴにはぴったりなのですね。

 

さらに初心者には驚かされるのは、買い切りのソフトウェアではないということです。

Illustrator単体だけでも、2480円/月(税別)もかかってしまいます。

しかしそれだけ、魅力的で唯一無二のサービスとも言えるでしょう。

 

僕がIllustratorを始めた理由

僕がIllustratorを始めた理由は、印刷物のデザインをしたかったからです。

 

僕の社内での仕事は、広報関係です。

しかし、肝心のデザインはほとんど業者に任せていました。

なので

DKO
このままじゃダメだ!
とずっと感じていました。
特に僕は雑誌が大好きで、「MEN’S NON-NO」や「FINEBOYS」を愛読しています。
DKO
弊社の事業報告書も、雑誌みたいにカッコよくしたい!
そう思ってこともIllustratorを始めた理由です。
しかし、残念ながら僕は全く絵心がありません。
字もめちゃくちゃ汚いです。
社会学部を卒業した25歳です。
Illustratorといえば、絵が得意なデザインを学んでいるイケイケな人が使うイメージがずっとありました。
なので、Illustratorを始める勇気が出なかったのです。
しかし上司に
上司
DKOくん、ウチでIllustrator契約してるから勝手に使っていいよ!
と言われて、2020年4月の中旬にIllustratorを使い始めたのです。

超初心者Illustratorあるある5つ

さて、という訳で本題のIllustratorあるある5つを説明します。

Illustratorを使いたいけど、難しそう
と考えている人に読んでいただければ、と思います。
絵心ゼロで、知識もゼロ、25歳の社会人が感じた、Illustratorあるある5つです!

1.独学では、全く使い方がわからない

僕も最初は

DKO
パワポみたいに、直感でなんとかなるでしょ!
なんて思っていましたが、完璧な間違いでした。
Illustratorは例えると、マニュアル車みたいなものです。
自由度は高いけど、同時にやるべきこともたくさんあるのです。
例えば、線を引くことです。
パワポなどでは、適当にまっすぐな線を引くことができます。
しかしIllustratorでは、「どこから引くのか」「どのぐらいの角度で引くのか」「どこまで引くのか」を考えなくてはなりません。
それは、文字を書くときにも、図形を入れるときにも同じです。
特に戸惑ったのは、「選択ツール」の概念です。
簡単に言うと、「図形を選択するとき」と「図形を変更するとき」も自分で切り替えなくてはならないのです。
最初のうちは、図形を変更しようとしても移動しかできなくてイライラしていました笑
他にも「レイヤー」と言う図形を層のように重ねていく概念も、驚きました。
とにかく、知識ゼロの状態では全く何もできなかったです。
だって説明がないんだもん笑

2.教科書は必須

しかし、安心してください。
教科書さえあれば、問題はありません。
僕は初日は全く使い方が分からず投げ出そうかと思いましたが、次の日に教科書を買ってスイスイとできることが増えました。
現代は「直感性」を大事にするために、携帯をはじめとして説明書がない商品がほとんどです。
しかし、Illustratorに限っては、直感ではどうにもなりません。
教科書を買うべきでしょう。
僕のオススメは
「世界一わかりやすい Illustrator 操作とデザインの教科書」です。
この本の良さは、「網羅性」と「初心者向け」の中間だったことです。
網羅性がある程度あるので、自分がしたい操作も簡単に見つけることができました。
(例えば、「写真のサイズを変えたい」「図形を変形させたい」など)
さらに、初心者向けなので画像付きで解説も充実していました。
Amazonをみてみると、Illustratorの教科書には「超初心者向け」が人気のようです。
しかし「超初心者向け」だと、自分のしたい操作ができなかったり、練習問題ばかり作らされることが多いです。
僕は座学よりも実践で学ぶタイプなので、この本はピッタリでした。

3.最初はモノマネから

これは、Illustratorの最大あるあるなのではないでしょうか。

最初は、他の人が作ったものをモノマネすることからスタートします。

 

僕の場合は広報誌を作りたかったので、カッコイイ広報誌をネットで見つけてそれを真似して作っていました。

もちろん最初は、完全オリジナルで作ろうと思っていたのですが、全くうまくいきませんでした笑

ロゴを作る場合も、まずは有名なロゴをトレースするところから始める人がほとんどらしいです。

 

余談ですが、漠然とIllustratorを始めるより、「これを作りたい」というイメージを持って始めることが大事です。

何もない状態だとモチベーションも保てませんし、教科書の例題を作るだけでは面白くないですからね。

 

自分が作りたいものを決めて、それを真似することがIllustratorの最初のステップになります。

 

4.自分はセンスがあるのでは!?と勘違いする

僕は1日かけて、最初の作品(?)が出来上がりました。

と言っても、ほとんどパクリなのですが。

しかし、パワポで作るよりも自分のイメージに近いものが作れますし、ゼロの状態から作るので達成感もあります。

 

自分の作品をみて

DKO
俺センスあるのかなぁ・・・
なんて一人で浮かれていました。
まぁそれでも、一晩寝て起きれば、自分の作品の粗が見えるものです。
他の人の作品と比べると、全然かっこよくなくて、少し落ち込みました笑
初心者のうちは、どんどんできることが増えて、作品がスイスイ作れるので勘違いしてしまいますね。
これはひょっとしたら僕だけかも・・・

5.思ったほど敷居は高くない

僕のイメージでは、デザインや絵のセンスがなければIllustratorを使えないと思っていましたが、それは勘違いでした。

Illustratorは思ったよりも、難しいものではありません。

 

教科書を片手に操作すれば、ある程度のものであれば作れてしまいます。

最初はIllustratorの概念や操作性に戸惑いますが、慣れれば問題はありません。

簡単なものや、トレースしたものではあれば、知識ゼロからでも2日もあれば完成させられます。

 

しかし、やはりIllustratorの奥は深いです。

できることは無限大だし、「これは何に使うのか?」と思うような機能もたくさんあります。

特に「絵を描く」こととなれば、相当のセンスが必要とされることでしょう。

Illustratorでお金を稼ぐ人がいるのも納得です。

 

確かに、Illustratorは到底僕には極めることは難しいでしょう。

しかしちょっと片手間に操作する程度であれば、誰にだって扱えるものだと感じました。

 

まとめ

コロナウイルスの影響で、自宅作業の日々ですが、Illustratorを始められたのは不幸中の幸いでした。

「Illustratorを使ったことがある」という事実だけで、強くなれた気がします笑

 

本文中にも書きましたが、Illustratorは思ったよりも難しくはありません。

絵心ゼロで知識ゼロの僕でも、3日もあればなんとか形になるものを作ることができました。

おそらくセンスが必要な段階はまだまだ先のことでしょう。

 

何事も0と1の間は大きいです。

「Illustratorを全く使ったことがない」と「少し使ったことがある」には大きな差があります。

僕は今回で「1」になれたのかなと思っています。

 

Illustratorを始めるか迷っている人はぜひ、大きな目標を掲げるのではなく、「経験として」始めてみるのはいかがでしょうか?

それでは!