【大学受験】コロナ禍の中で、受験生がするべき5つのことを解説!

この記事は、コロナで受験に対する不安が高まっている受験生のために書かれています。

(※2020年5月に更新されました)

 

こんにちは!DKOです。

コロナで今、日本は大変なことになっています。

会社が倒産したり、仕事がなくなって困っている人も多いことでしょう。

もちろん、コロナの影響は高校生にも無関係ではありません。

学校が休校になったり、部活が中止になったり不安に感じているのではないでしょうか。

 

そして特に、コロナの影響を受けているのが受験生なのではないでしょうか。

授業が進まず受験勉強ができなかったり、9月入試が噂されるなどモチベーションを保つのが難しいのが現状です。

 

今回は

高校生
受験のために、今何をすればいいの?
高校生
コロナで高校生はどうなっちゃうの?
と悩む受験生に向けて記事を書きました!
ぜひ参考にしてください!

コロナと大学入試制度について

そもそも2020年度は、コロナと関係なく大学入試制度に大きな変化がある年です。

まずは、大学入試制度についておさらいをしましょう。

 

大学入学共通テスト(センター試験)

センター試験は2020年度からは、大学入学共通テストになります。

今後の時代に必要な人材を育てるために、既存のセンター試験から内容が変わりす。

 

覚えていて欲しいの以下の4つの点です。

・TOEICや英検などの英語外部試験の導入はなし(2024年からスタート予定)

・記述式問題もなし

・英語のリスニングとリーディングがそれぞれ100点満点になる

・数学1Aの時間が70分に

 

なーんだ。そんなに変わらないじゃん!
と思われた方は、その通りです。

色々議論がされているこの制度ですが、センター試験と大きく変化する訳ではありません。

これまでと同じ準備をしていれば大きな問題にはならないでしょう。

 

2021年の1月に開催予定の大学入学共通テストですが、延期になる可能性は少ないでしょう。

もし1月にできないとすると、個別の入試に間に合わないからです。

気を抜かないで、準備をしておきましょう。

 

そういえば僕の高校の担任の先生が言っていた

先生
センター試験なんてな、C判定をとれば大丈夫なんだよ! センターからCをとればエンターになるんだ!
っていうしょうもないジョークも聞けなくなるのですね。

 

総合型選抜(AO入試)と学校推薦型選抜(推薦入試)

今までAO入試と言われていたものは、総合型選抜と呼ばれるようになりました。

総合型選抜は、出願受付が9月からで合格発表は「11月以降」となります。

 

同じように、指定校推薦や公募推薦などの推薦入試は、学校推薦型選抜と呼ばれるようになります。

学校推薦型選抜は、出願受けつが11月からで合格発表は「12月以降」となります。

 

これらの入試はコロナの影響で、後ろ倒しになる可能性は高いです。

一般の入試と比べて、学校での生活や取り組みが評価される試験なので、学校が休校になると大きな影響を受けるからです。

ひょっとすると、一般入試に一本化する可能性もあるかもしれません。

しかし、付属校などの「エスカレーター式」はなくなることはないので、付属校に通っている生徒は安心してください!

 

コロナ禍の中、受験生がするべき5つのこと

コロナ禍の影響で、不安に感じている受験生は多いでしょう。

受験生
学校も休校で、部活も中止。やる気も出ないし、どうすればいいの?
と考えている、そこの受験生のために、「受験生が今すべきこと」を解説します!
これを読んだら、スマホを閉じて行動に移しましょう!

家で勉強をする

受験生
もしかしたら、このまま受験もなくなるんじゃ・・・!?
なんて考えて、勉強しない人はいませんか?
しかし残念ながら(?)大学受験は必ず開催されます。
もし開催されないのであれば、私立大学などは経営を行うことが困難になるからです。
また、大学に入れないとなると、その下の教育機関は逆に生徒超過でパンクをしてしまいます。
さらに、2学年が一つの学年に収まるので、その次の受験や、就活が超高倍率になってしまうのです。
少なくとも日本のコロナの現状を見るに、大学受験が行えないほど状況が悪化することは考えにくいです。
ある程度の無茶は承知で、大学受験は行うでしょう。
さて学校が休校の今、どうやって勉強をすればいいのか。
最重要事項は、大学入試の範囲を終わらせることでしょう。
数学や、社会系、理科系は高2の時点で全ての範囲を終わらせている高校は少ないはずです。
特別措置で、入試の出題範囲が狭まる可能性はありますが、あくまで可能性です。
ざっとでもいいので、自分の志望校の出題範囲を終わらせる必要があります。
教科書と参考書だけで独学することが難しい人は、動画授業や通信教材がオススメです。
「ベネッセ(進研ゼミ)」や「Z会」などの大手が有名ですね。
動画での解説や、チャットでの質問ができるなど、オンライン学習支援のノウハウはこの2社はピカイチです。
不安定な状況で、やる気が出ないのは理解できますが、大学受験は(おそらく)待ってくれません。
勉強をする以外道はありません。

推薦入試を視野に入れる

今年は、ある意味で「推薦入試」がアツいです。
今までは、高校3年生の時に勉強以外で成果を出した高校生が、推薦入試で合格を勝ち取ってきました。
特に有名大学の推薦入試ともなると、インターハイ経験者や、数学オリンピック出場者などがゴロゴロいる世界でした。
しかし今年はインターハイや、資格試験の軒並み中止となってしまいました。
つまり、高校3年生で圧倒的結果を出す人が少ないのです。
なので、「一般人」の高校生にも推薦入試のチャンスは十分にあります。
「無欠席で、少し成績がいい」「英検2級を持っている」「ボランティア活動をしていた」など、些細な実績でも強力な武器になるかもしれません。
受験生

推薦入試なんて、考えたこともなかった
という人も、少し振り返って考えてみましょう。
ひょっとすると、あなたの経験や経歴が大きく評価される可能性がありますよ!

志望校を考える

特に、勉強にやる気の出ない人は志望校について考えてみましょう。

ネットを使って調べれば、日本中のどこの大学でも詳しく調べることができます。

 

受験生
コロナで、親の収入が減って大学進学は難しいかもしれない・・・
と考える必要はありません。
今は、国や大学も学生への金銭支援を応援する風潮があります。
2019年度から貸与型(返さなくていい)奨学金の制度がスタートしたことも追い風です。
大学としても経営的にも入学者数が減ることは避けたいので、手厚い奨学金の制度を儲けることは絶対です。
国としては、将来のある若者に金を出すことは最優先事項なため、積極的に支援を行うことでしょう。
大切なことは、受験生のみなさんが常に情報に敏感であることです。
受験生
コロナで家族も大変なのに、大学に行くべきなのかな?
ぜひ、大学に行ってください。
コロナの経済影響は数年続くと思われます。
今すぐ、高卒で働いても大きく稼ぐことは難しいでしょう。
それよりも、大学に進学して力を蓄えて、4年後に奨学金を返しても余りある能力を身につける方がいいでしょう。
コロナで少しは時間に余裕のある受験生も多いでしょう。
親とも相談しながら、志望校をしっかりと選びましょう。

身体を動かす

受験勉強ばかりではなく、身体を動かすことを意識しましょう。

 

10代の身体はまだまだ、成長期です。

皆さんのような若い人がずっと家に引きこもると、将来にわたって影響が出ます。

また、体型の変化が大きいのも若者の特徴です。

家にずっといて、急に太る人も出てくるでしょう。

 

1日に最低1回は外に出るようにしましょう。

買い物に出かけることや、公園をウォーキングでも構いません。

もし可能であれば、自宅でストレッチや筋トレをするのもいいでしょう。

 

新しいことにチャレンジをする

最後は、受験とは少し離れますが、新しいことにチャレンジすることです。

YouTubeやTwitterをみて、単調な日々を過ごしている人も多いでしょう。

そこで、料理や裁縫、文章を書くなど新しいことにチャレンジすることを心がけましょう。

 

特に受験生にオススメなのは、読書です。

日本文学であれば、森鴎外や太宰治、夏目漱石など普段であれば読まない古典作家の文章を読むことです。

単純に文豪の書く小説は面白いですし、試験でもよく出題がされます。

古典であれば、「源氏物語」や「更級日記」なども時間がある今だからこそ読める本です。

 

読書に限らず、時間がある今だからこそ、新しいことにチャレンジしてはいかがでしょうか?

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

ただでさえ、勉強のやる気が出ないのに、コロナのこの状況では勉強したくない気分なのはわかります。

しかし、大学受験は今後の人生を左右するイベントですし、この現状が続くのであれば受験は必ず行われます。

自分だけが不利なわけではなく、全ての受験生が平等な状態に置かれているのです。

コロナに文句を言っても、何も変わりません。

 

さあ、今すぐスマホを捨てて、ソファーから起き上がって、やるべき事を始めましょう!

頑張れ受験生!

それでは!