この記事は新卒就活に失敗した僕が、「良かった」と思えることについて書いた記事です。
就活をしている大学生に向けて書かれた記事です。
(※この記事は2020年4月に更新されました)
どうもDKOです!
最近しみじみと思うことがあります。
それは「就活失敗してよかった!」ってことです。
40社以上落ちまくり、絶望の淵に立っていた僕ですが、今思えば「あの時失敗して良かったなあ」と思えるのです。
当時はそんな風にポジティブに考えられなかったですけどね笑
今回は、僕が就活に失敗して良かったと思えること4つについてお話していきます。
素敵な仕事に出会えたこと
今僕はNPO職員として働いています。
当時は
程度の知識しかありませんでした。
もちろん就活の時には眼中にない、というかそんな仕事があるとも知りませんでした。
しかし受ける会社受ける会社落とされまくり、たまたまアルバイトとして始めたのがこの会社でした。
そんな適当な感じで始めたこの仕事ですが、僕にとっては天職でした。
社会を変えるという企業理念や、自由な社風、責任重大な仕事を任せてくれるところなど挙げればきりがありません。
仕事内容も職場環境も奇跡のように僕の理想に近く驚くほどです。
あれほど朝起きるのが嫌だった僕が、この仕事では何の苦もなく起床できますからね。
まあ12:30出社ってのが大きな要因ですけど笑
そもそも人と足並みを揃えて個性を消すことが大嫌いな僕が、何かの間違いで大企業にでも入っていたらストレスで死んでいたと思います。

と、上司に時々嫌味を言われることも多いですが、僕も本当にそう思います笑
もしあのまま、「普通のサラリーマン」になっていたら・・・と考えるとゾッとしてしまいます。
何が怖いって、「嫌だなあ」「つまらないなぁ」とか思いつつも、ズルズル流されるまま好きでもない仕事を続けそうなことですね。
僕は根が臆病なので、大企業に入っていたら嫌な環境でも、とにかく周りに足並みを揃えようと努力をしていたことでしょう。
自分にピッタリな職場に出会えたことが、何よりも就活に失敗して良かったことです。
自分の人生について真剣に考えるようになったこと
皆さんは自分の人生について真剣に考えていますか?
僕は考えたことがありませんでした。
そりゃ中学生の時から、
いい高校に行って、いい大学に行って、いい会社に入って、そこそこ出世して退職金と年金で老後を生きる
ぐらいは考えていましたよ。
でも具体的に、そして真剣には全然考えていませんでした。
面倒臭かったのもあるんですけど、正直怖かったんですよね。
真剣に考えると、自分が平凡な人生を送る現実を認めるようで。
とはいえ、何かにチャレンジするほどの勇気も気力もありませんでした。
ここで「自分は平凡だが幸せな人生を送るぞ!」と腹を括れば良かったんですけど、それすらも出来ませんでした。
だから僕はとりあえず、世間の意見に合わせて生きていました。
そうすれば誰にも否定されないですし、自分も納得させることができるからです。
そのままの流れで大学4年生の時には、「大企業に就職する」という道を選びました。
しかし、結果は40社落ち続けて、内定ゼロという現実でした。
そして、就活に大失敗したからこそ、僕は初めて真剣に自分の人生について考えるチャンスを得ることができました。
「自分のビジネスを作る」
「自分の力で人を幸せにする」
「最高のチームで仕事をする」
リスクも含めて、今は自分の目標を決めることができました。
もしあのまますんなり就職先が、しかも大企業に決まっていたら、一度も自分の人生について真剣に考えず何となく流されるままに生きていたと思います。
怖いものがなくなったこと
就職先が決まらなかった大学4年生の7月は本当に絶望していました。
本当に怖かったです。まじで。
当時は強がって平気なふりをしていましたが、将来を考えると恐ろしかったです。
今まで要領良く生きてきて、良い就職先を得るために高校大学と勉強を頑張り、留学にも行きました。
しかし就活に失敗して、その全てが否定されたような気分になりました。
これからの人生が真っ暗になった気分にもなりました。
そんな中でヤケクソで就活も辞めてしまって、NPOでアルバイトを始めたのもその時期です。
と夜な夜な、枕を涙で濡らしていました。
結局は2月にアルバイト先に正社員として雇われることとなりましたが、それまでの不安は半端じゃなかったです。
この時の経験から、将来に対する不安や怖さはだいぶ消えました。
今までは人と違うことや、決められたレールを外れることを怖がっていた僕ですが
「人生なんとかなる。捨てる神あれば拾う神あり」と心から思えるようになりました。
今後僕が何かにチャレンジする時にはもちろんリスクが伴います。
しかしこの就活の時のどん底を考えれば、恐れず挑戦することができると思っています。
謙虚になれたこと
僕は就活を通して、謙虚になることができました。
当時は自分に絶対の自身があったし、誰にも負けないつもりでした。
しかし、就活に失敗していかに「自分がちっぽけな存在なのか」を知らされました。
こうして、謙虚になれたことが就活に失敗して良かった点でもあります。
自分の弱点を見つめて、改めて努力していこうと決意することができました。
特にスキルや経験の面では、今でも全く足りていないと自覚しています。
もし、あのまま僕が大企業に入ったら、きっと天狗になっていたことでしょう。
不遜で嫌な奴になっていたと思います。
今でも生意気で、自信家な僕の性格は変わっていません。
しかし就活をとして、「自分は努力をしなければならない、ちっぽけな存在なんだ」と身にしみてわかりました。
就活の失敗は、僕が謙虚になるいいキッカケとなりました。
まとめ
繰り返すようですが、就活の時は本当に辛くて怖くて悔しかったです。
しかし今思えば、本当にあの時「就活失敗」という経験をしていて良かったと思います。
この文章を読んでいる人の中にも僕と同じような状況の人がいるかもしれません。
でも、大丈夫です。
その経験はきっとあなたの役に立ちます。いやそうしなければなりません。
自分を信じて、努力をする。そうして得た得た結果はどんなものであれ良いものだと信じてください。
それでは!!