この記事は就職先を給料で選んではいけない理由について書いた記事です。
この記事は就活生に向けてか書かれた記事です。
(※この記事は2020年4月に更新されました)
どうも!DKOです。
僕が就活をしていた大学4年生の時、企業選びの時にはほとんど年収しか見ていませんでした。
その企業の平均年収を見て
なんて考えていました。
当時の僕は仕事の価値はお金で測られると思っていました。
経済学的に考えても需要が大きく、供給が少ない仕事にお金が集まるのは当然だとも思いました。
しかし就活に失敗して、ひょんなことから入社した企業で働き出して2年。
僕のお金への考え方も変わりました。
「就職先を給料で選んではいけない」
今は、そう強く思っています。
今回は就活で、就活生が給料で就職先を選んではいけない理由について解説します。
就職先を給料で選んではいけない5つの理由
僕は、どんな企業に勤めるかは個人の自由だと思っています。
給料が高い企業が悪いわけでは、ありません。
しかし、就職先を給料だけで選ぶことはオススメしません。
その理由は5つあります。
生きるために必要なお金は決して多くないから
まず就活生に知ってほしいことは、「お金がなくても生きていける」ってことです。
実際に東京で一人暮らしをしている僕ですが、思ったよりもお金を使いません。
本当に必要なのは家賃、光熱費、食費、通信費ぐらいでしょうか。
僕は家賃+光熱費で4万5千円のシェアハウスに住んでいますが、一人暮らしならば7万円あればちゃんとしたところには住めるでしょう。
食費も僕は自炊を主にたまに外食しますが、月に10万円もあれば十分です。
それ以上掛かるならば、コンビニで衝動買いしたり、居酒屋で無駄に高いお酒に支払っているのでしょう。
通信費も僕は携帯代は月1500円ぐらいですが、キャリアで契約してWifiも入れても1万円あれば十分でしょう。
これらを合わせれば約12万円です。
僕の場合だと9万円ぐらいだと思います。
僕は手取り15万円だった新卒の時も十分に生活できました。
もし手取りで20万円あればちょっとした贅沢に加えて貯金をすることも全く問題ありません。
また、現在は様々なサービスが発達していて格安で僕らは享受することができます。
昔は一枚一枚買っていたCDもApple Musicで月額1000円で聴き放題です。
足繁く通う必要のあった映画館も今や、Netflixで1000円を切る月額料金で見放題です。
またYouTubeによってテレビ顔負けのプログラムを無料でいくらでも見ることができますし、同様にスマホゲームの進化も止まりません。
昔はやっていたゴルフやドライブやクラブやスナックが廃れるのもわかりますね笑
安い値段、もしくは無料で僕らはあらゆる娯楽を楽しめる時代なのです。
以上のことを踏まえて、手取り20万円つまり額面24万円に12ヶ月をかけて288万円。
ボーナス入れても年収300万円あれば十分すぎるということはわかるでしょう。
今の時代は年収300万円あれば、貯金もしながら幸せに生活ができます。
お金の使い道が決まっていないから
就活生はどれぐらいのお金が自分に必要か理解していません。
もちろん僕もそうでした。
なんとなく「年収300万円は少ない」「年収800万円はそこそこ」なんてイメージはありました。
しかし、具体的なお金の使い道は考えたことはなかったのです。
「高収入が正解」となんとなく思っていただけでした。
自分がどれだけ金が必要かを知るためには、計算が必要です。
自分が欲しいものや、月々のお金を計算してみましょう。
意外と少ない金額で済むとわかって、驚くのではないでしょう。
しかし、そんな簡単な計算もせず年収ばかりを気にする就活生は多いです。
恥ずかしいことに僕は
と考えていましたが、よく考えたら時計も車も興味がありませんでした笑
このように、僕らはなんとなくお金はあればいいと錯覚してるのです。
もちろん、あらゆる事情でお金が必要な人がいるでしょう。
そういった人ももちろん高収入を目指して欲しいと思います。
しかしここで言いたいのは、どのくらいのお金が必要かはその人次第であり、漠然とイメージで「年収300万円は低い!」「年収1000万円は高い!」と考えるのは間違っているということです。
楽しく仕事をして入れば、お金は全然必要ないから
新卒で入社するとなれば、正社員で最低でも週40時間は働くことになります。
当たり前ですが、「仕事の楽しさ」で人生は全く違います。
週40時間も楽しいことができれば、それで十分です。
別に趣味にお金を割かなくても、人生を楽しめます。
僕はとてもいまの仕事が楽しいので、ストレス解消や現実逃避のためにお金を支払う必要は全くありません。
たまに「生きるために仕事をしている」という人がいますが、これは嘘です。
もちろん中には、アルバイトを掛け持ちしているシングルマザーや、ドヤ街で日雇いの仕事をしている人はそうかもしれません。
しかし先ほども述べたように生きるためには12万円もあれば十分です。
多くの人が、仕事のストレスを解消するお金のために仕事をしているのです。
なんて皮肉なことでしょうか。
時間がないために作れない自炊の代わりの外食や、ストレスから逃れるためのお酒やタバコ、コンビニでのバカ買いなど。
そして「自分はこんなに頑張っているんだから」と正当化して自分へのご褒美というなの無駄買いをしているのです。
就職先は、自分が楽しめるかどうかで決めましょう。
年収で就職先を決めて、せっかく稼いだお金をストレス発散のために使うなんて馬鹿らしくないでしょうか?
平均年収が貰えるまで勤めてはダメだから
平均年収は、企業によりますがだいたい35歳〜45歳ぐらいの時の年収が取り上げられます。
でもその歳までその企業に居座るつもりですか?
終身雇用が崩壊した今、今まで以上に個人のスキルが試される時代です。
「数年後には、この会社でなくても通用するスキルを身につける!」という気持ちを常に持ち続けましょう。
もちろん新卒から自分のしたい仕事を選ぶことや、自分のスキルが完璧に活かせる職場を選ぶことは難しいと思います。
しかしだからこそ、いつかは自分にピッタリな仕事をするために爪を研いでおく必要があるのです。
少なくとも
なんて考えていると、いざ会社から放り出されると積んでしまいますよ笑
結果的に長く勤めるのは全く問題ないと思います。
しかし新卒で平均年収を意識して入社して、自動的にその金額が貰えるものだと考えないようにしましょう。
ただ時間を浪費することになります!
給料が減ることが怖くなるから
そして全選手のうち8割の人が引退後に自己破産していると言われています。
人間が一度身についた金銭感覚から抜け出すことがいかに難しいのかがわかります。
そしてだからこそ、年収が下がることを多くの人が極度に怖がるのです。
給料が下がることは、本能的に怖いのです。
僕は若いうちから、高給取りになることは幸せだと思えません。
給料が上がる喜びよりも、下がることに恐怖を感じるからです。
転職や起業だって、高い給料をもらっていたら二の足を踏むことでしょう。
その点、僕は幸せです。
給料が低いからこそ、いろんなことに挑戦できています。
給料が減る恐怖がないからです。
例えば起業して失敗しても、就職さえしてしまえば、今よりは給料は上がりますからね笑
特に若いうちは、給料が高いことはいい事とは限りません。
年収が下げれずに、就職が決まらないおじさんなんてこの世には腐るほどいますよ。
年収よりも、もっと大切なものに目を向けましょう。
まとめ
僕らはなんとなく「高収入が正解」と思ってしまいます。
だから、就職先を給料で決める人は多いのでしょう。
しかし、せっかくお金をたくさんもらっても使い道がなかったり、ストレスで無駄遣いをする人も少なくありません。
本末転倒のお手本のようです。
さらに、若いうちにたくさん給料をもらうと、後々プライドが邪魔する事になります。
だからこそ、若いうちは少なくとも給料で就職先は決めてはいけないのです。
それでは!!