【新卒就活】大手病の友達との付き合い方

この記事は大手病の友達との付き合い方について書かれています。

就活生に向けの記事です。

(※この記事は2020年3月に更新されています)

 

 

こんにちは!!DKOです。

みなさんは大手病をご存知ですか?

大手病とは「就活の際に大手企業のみを志望する」「大手企業以外に就職することを恥と感じる」という状態を指します。

皆さんの周りにも大手病にかかった拗らせ就活生は少なくないのではないでしょうか?

今回はなぜ大手病になってしまうのか。そして大手病の就活生との付き合い方について説明します。

大手病とは

大手病とは大手企業しか興味がなく、それ以外の企業への魅力を感じていない状況を指します。

商社なら五大総合商社、機械メーカーならソニーやパナソニック、食品ならキリンや朝日ビール、車ならトヨタやホンダしか認めないといった状態です。

さらにマイナーなBtoB企業には一切興味を示さず、それどころか見下す傾向があります。

 

また事内容よりも、ネームバリューを重視して会社を選ぶ傾向にあります。そのため目指す業界や業種がバラバラで、有名企業を手当たり次第受けていることが多いです。

自信過剰な人、プライドが高い人、人の話を聞かない人がなる傾向にあります。特に学歴で言えばマーチレベルの学生によく見られる特徴です。

 

1つ注意すべきは大手企業を受けることや、そこに魅力を感じること自体は問題ないということです。

しかし大手企業のみ受験したり、他の企業を見下したりする発言があると大手病の危険大です。

なぜ大手病になるのか

大手病になる理由は、大きく2つあります。

 

就活の意味をわかっていない

1つ目は就活の意味がわかっていないということです。

大手病の就活生は就活をゲームのように勘違いしています。できるだけ大きく有名な企業に内定を貰えば「勝ち」と思っているのです。

 

一方で小さく、無名な企業は「負け」と思っているので興味を示しません。

大手企業に内定を貰うことがゴールになっているのです。

 

しかし就活はゲームではありません。自分の生き方を決める時期なのです。

どんな場所で、どんな人と、どれだけのお金を貰って、どんな仕事をするのかを考える必要があるのです。

大手病の就活生はその考えをすっ飛ばして、大手=正解と考えているので大手以外は考えられなくなっているのです。

受験やスポーツと同じように、点数や勝ち負けの精神を就活に持ち込んでいるのです。

 

プライドが高く、人の目を気にする

プライドが高く、人の目を気にすることも大手病の原因です。

自分の将来や気持ちよりも、「エリートと思われたい」「負け組と思われたくない」という気持ちが先行してしまうのです。

 

就活の情報にやけに詳しかったり、自己分析も完璧なのにプライドの高さから大手企業ばかりを受けてしまうのです。

ブランド物が好きだったり、学歴に拘りがある人にもよく見られます。

プライドの高さは自信のなさの裏返しなので、大企業のネームバリューが自分に自信をつけさせてくれると思っているのです。

大手病は就活を失敗させる

ここまで書けばいう必要もありませんが、大手病になると就活はうまく行きません。

就活の意味を履き違えた、プライドの高い人がうまく行くはずありませんよね。

 

僕がいい例です。

大手病になり大手企業にのみエントリーして最終面接8社を受けたのにかかわらず、内定はゼロでした。

大手企業のみに絞っているので、受験する会社の駒数も少ないです。

またプライドが高いため友達にアドバイスを貰ったり、情報を共有することもしません。

典型的なNNT(無い内定)への例です。

中途半端にスペックが高いだけに、選考が良いところまで進んだり、周りに羨ましがられて慢心してしまうのがさらに状況を悪化させるのです。

大手病の友達の付き合い方

大手病の友達が周りにいてウンザリしている人もいるのでは無いでしょうか。

 

「俺は大手にしか行かないからな!」「そんなショボいところ受けてるのかよ!?」「〇〇の2次選考まで進んだぜ!」

 

など拗らせた発言ばかりでイタすぎますよね。

そんな友達との付き合い方のコツはいくつかあります。

 

考えを否定せず、聞き流す

大手病の人はまさしく病気です。話は聞き流しちゃってください。

イラっとする発言もあるでしょうが本人は全く無自覚です。一々反応するだけエネルギーの無駄です。

 

また口で言うだけでは変わることはありません。

僕も大手病を友達に指摘された時は

DKO
俺のスペックじゃ足りないいて言うのかよ!?
と怒っていました。ゴミですね。なので適当に受け流すのが良いでしょう。

失敗した時に気づかせる

大手病の人はまず就活で失敗します。内定が無いか、もしくは内定が出ても納得できません。
そんな時は「ほら見たか」と失敗を責めたりしてはいけません。
客観的に考えて、大手病であることや就活の難しさや厳しさを自分で気づかせる必要があります。
おそらく大手病の人は就活に失敗するとプライドがへし折れているので、すんなりと自分の過ちに気づくでしょう。

まとめ

大手病は深刻な病気です。

自分の将来について真剣に考えることができなくなり、ゲームの勝ち負けにこだわった就活をしてしまうからです。

万が一にも内定が貰えたとしても、内定を得ることがゴールになってしまうので入社後に苦労することでしょう。

もし自分が大手病だと感じるならば、もう一度就活の意味について考えるべきでしょう。

 

そしてもし、あなたの周りに大手病の友達がいるのならば、無理に関わらないようにしましょう。

大手病は無自覚ですし、指摘すると怒り出す可能性まであります。

腹が立つことや、イラつくこともあるでしょうが優しく見守ってあげてください。

そして失敗した時には、自分で気づかせるチャンスをあげることが大切です。

 

僕の場合も、就活に大失敗してようやく大手病の症状に気づくことができました。僕の振る舞いで周りの人をイラつかせていたと思いつく節もあります。

大手病の人を見たら「可哀想な人だなあ」と思えるぐらいの心境でいて欲しいです。

 

ああ、昔を思い出して恥ずかしくなってきた・・・

 

それでは!