【新卒採用】ゴールドマンサックス新卒内定者2名にインタビューをしてみた。

この記事はゴールドマンサックスに内定を目指す就活生に向けて書かれています。

(※この記事は2020年3月に更新されています)

 

どうもDKOです!!

DKO
六本木ヒルズで働いて、年収2000万円ぐらい貰いたいなあ
って考えたことはありませんか?
僕は毎秒考えています。
年収2000万円あれば、僕ならデザイナーズマンションに住んで、ゴールデンレトリバーを飼いたいですね。
読者
年収2000万なんて、あり得ないだろ!夢見る前に働け!
なんてお叱りの言葉を受けるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
完全実力制で、外資で、金融業界であれば、年収2000万円は全く不可能な話ではありません。
そして、そんな世界に飛び込みたいと考えている就活生も少なくないのではないでしょうか
というわけで、今回はゴールドマンサックスに新卒入社した2人のインタビューを記事にしました!
ゴールドマンサックスといえば、世界一の金融会社ですよね。
高給取りの代名詞にも使われるほどの企業です。
そんな企業に内定を貰った、超超エリート新卒社員にお話を聞くことができました。

なかなか聞けない、新卒採用や仕事、お金の話などを根掘り葉掘り聞いてきました。

 

ゴールドマンサックスに内定を狙う就活生はぜひ参考にしてください。

そもそもゴールドマンサックスとは

ゴールドマンサックス はアメリカに本社を置く金融企業です。

日本では六本木ヒルズ(森ビル)にオフィスを構えていることで有名ですね。

「森ビル」の画像検索結果

職場が六本木ヒルズってどんな気分なんでしょうね。エレベーター待ちがめちゃ長そう。

 

そもそもゴールドマンサックス については

DKO
なんかお金を使ってめっちゃ儲ける会社!

ぐらいの知識しかない人がほとんどでしょう。

 

HPによると

現在は、投資銀行業務、セールス&トレーディング業務を中心に、投資業務、資産運用、不動産業務などを含む幅広い金融サービスを提供しています。(Goldma Sachs Japanより)

だそうです。

僕としては証券のトレーディングと、投資銀行業務のイメージが大きかったですが、様々な業務を行なっているんですね。

それにしても「外資」も「投資」も全く縁がなかった僕にとっては、別次元の世界です。

 

参考までに部署は以下の15部門に分かれています。

  • 人事部
  • コンプライアンス部
  • エンジニアリング
  • ファイナンス
  • 投資調査
  • 内部監査
  • 投資銀行
  • アセット・マネジメント
  • 法務
  • マーチャント・バンキング
  • オペレーションズ
  • リスク・マネジメント
  • リアルティ・マネジメント
  • 証券
  • サービス
DKO
横文字が多くて、わからん!

 

意外と普通?な給料

さて、仕事内容はともかく、魅力的なのはそのお給料。

日本でも平均年収2000万とも言われています。

 

ただ、ゴールドマンサックス は公式に年収を公表していません。

そのため、あくまで推測の域をでません。

また、アメリカ本国と日本では年収も全く違うことを覚えていてください。

 

しかし事実ベースで話すと

2018年にゴールドマンサックス CEOに就任した、デービッド・ソロモンの報酬は2300万ドル(約25億円)です。

となると、役員級になれば1億円のお給料は夢物語ではありませんね。

 

ただ、社員からの口コミを見る限り900万円〜1200万円ぐらいの年収が多いようです。

 

他のサイトには

平均年収3000万円!

ボーナスは500万円!

新卒社員が長者番付に乗った!

など書かれていますが、どれも根拠のない情報なので信じ込まないようにしましょう。

 

さて、それでは実際にインタビューについて書いていきます!

バリバリ系外資ウーマンAさん(女性)

※写真はイメージです

DKO
簡単に自己紹介をお願いします!
Aさん

はい。Aと申します。

慶應大を卒業後新卒でGSに入社しました。一応帰国子女です。

 

Aさんは背は低いんですが、肌は少し黒くメイクも濃いめで如何にも「気の強そう」感のある女性でした。

しかし僕みたいな人間の無礼な質問にも優しく接してくれる、人格者でもありました!

うーん、どこも勝てる要素がない。

 

DKO
学生時代は何をされてましたか?
Aさん

一応1年間ドイツに留学をしていました。

それ以外は単位をギリギリとってあとは遊ぶ普通の大学生だった気がします笑

見た目から滲み出るリア充感が胸に刺さりますが、充実な大学生活を過ごしていたみたいです。

僕も慶應大学で遊び惚けて、ゴールドマンサックスに内定をもらう人生を歩みたかった。

 

DKO
どんな就活を行なっていましたか?
Aさん

語学力に自信があったので、外資系企業を中心に受けていました。

その中でも私は商学部だったので金融業界が中心に受けていました。

中学生までイギリスに住んでいたAさんの英語力は相当なものでした。

日本語と英語の語学レベルがそこまで変わらないそうです。羨ましい!!

ちなみにTOEICは受けたことがないとか。

理由は「簡単すぎるから」らしいです。

 

DKO
どうしてGSに就職を決めたのですか?
Aさん

日本の証券会社にも内定が出ていたのですが、やっぱり知名度のあるGSにしました。

社風も自分に合いそうだなと感じたのも理由です。

何個も内定があるなんて羨ましい限りですね!!語学も学歴も言うことなしのAさんなら当たり前かもしれませんが。

 

DKO
GSに内定がでた理由ってなんだと思いますか?
Aさん

語学力とバイタリティーかなと思います。

社内の公用語は英語なので、語学力はある程度必須だと思いますが、それ以上に大切なのがバイタリティー

私は留学先のドイツでドイツ語もわからないのに、お店でアルバイトを始めてそこでドイツ語を学びました笑

そのバイタリティーが評価されたのかなと思いますね

生き馬の目を抜くような外資系投資会社で生き抜くには、それぐらいの生命力と行動力がないといけないのかもしれませんね。

エリート感満載の彼女ですが、雑草根性も身につけていて、欠点がないぐらいです。

 

DKO
GSで働き始めて、何か発見はありますか?
Aさん

私は投資銀行部門(営業)なんですが、結構古臭い習慣があることですね笑

飲み会の出し物とか。あとは先輩についていくので今は必死です

ゴールドマンサックスは部門別に採用が行われているので、Aさんは営業部門で採用されたそうです。

新入社員は飲み会で出し物をしなくてはいけないので、深夜に同期たちと練習をするんだとか。

スマートな外資系企業のイメージだったので意外ですね!!

 

セキュリティーの関係であんまり詳しくは書けませんが、

「GSではマウスは使われず、基本ショットカットキー」「ヘルプセンターの人はインド人」

など謎の内部情報を手に入れれました。

 

DKO
ぶっちゃけお金ってどうですか??
Aさん

まだお給料を貰ってないので何とも言えないですね笑

先輩とかの話を聞くと高年棒の人が多いのでやっぱり期待はしてしまいます。

今後の自分の頑張りで給料は変わるので頑張って稼ぎたいですが、取り敢えずは卒業旅行で使ったクレジットカードの引き落としがあるので、早くお金が欲しいですね笑

そんなことを言っているAさんですが、今はなんと麻布で一人暮らしをしているそうです。

 

新卒で麻布で一人暮らしって・・・自分が惨めになります。

名刺入れもルイヴィトンでしたし、金持ちはやっぱ違うなあ!!って思ってしまいました。

 

DKO
最後に就活生に一言お願いします!
Aさん
残り少ない大学生活では色んなことに挑戦してIQよりもEQを高めてください!!

以前まではゴールドマンサックスはほぼ東大卒の人間しか新卒採用はしていなかったそうです。

しかし最近になりIQよりもEQ(心の知能指数)を重視するようになり、学歴で判断することは辞めたそうです。

Aさん曰くゴールドマンサックスは本当に人柄が良い人ばかりらしいので、皆さんも取り敢えずEQを磨けばGSの内定も夢ではないかも!?

 

Aさんインタビューありがとうございました!!

超理系エリートBさん(男性)

※写真はイメージです

DKO
簡単に自己紹介をお願いします!

 

Bさん
はい。Bと申します。京都大学大学院を卒業後、新卒でGSに入社しました。部門はシステム保守です。

 

背が高く痩せ型でメガネをかけたBさんは「ザ・京大生」といった風貌です。

とてもゴールドマンサックスで働いている人には見えないほど、優しいそうでおっとりしている雰囲気でした。

Aさんのようなバリバリ体育会系の人しかいないと思っていたので、ちょっとビックリです。

 

DKO
学生時代は何をされてましたか?
Bさん

コンピューターサイエンスが専攻なので、その勉強ですかね。

学部と院で計6年勉強していました。

あとは趣味で英語のディベートクラブで活動していました。

京大の英語ディベートクラブってどんな感じ何ですかね。ちょっと想像できないです。

また留学経験はないらしいのですが、そこで鍛えた英語力は相当なものでそこも評価されたのでしょう。

 

DKO
どんな就活をしていましたか?

 

Bさん
結構苦戦しましたね。そもそも何でここの内定が出たのかも謎です笑

 

意外や意外!Bさんは就活では苦戦したそうです。

何でも大手企業は落ちまくって、破れかぶれで受けたゴールドマンサックスの内定が出たとか。

ゴールドマンサックスの内定はBさん以上に周りの友達や家族の方が驚いたそうです。

Bさんレベルでも就活は苦戦するんですね。恐ろしや。

 

DKO
GSに入社して発見はありましたか?
Bさん

個性豊かな人がたくさんいることですかね。

あとはセキュリティーが滅茶苦茶厳しいことです。

国際色豊かな同僚に驚いていることを話してくれました。また学歴が(比較的)低かったり、全く英語ができない人も同期の中にもいるんだとか!!

必ずしもエリート集団という訳ではないみたいですね。

 

またセキュリティーはかなり厳しくて、セキュリティーカードがないとトイレにも行けないらしいです。

外で社内のことも話すことはもちろん、首からゴールドマンサックスのロゴが入ったストラップをぶら下げて外出したら怒られたそうです。

セキュリティーに最新の注意を払っていることは、法務とは別にコンプライアンス部門があることからもわかりますね。

 

ちなみにゴールドマンサックスで「セキュリティーズ」といえば「証券」の意味に使われることがほとんです。紛らわしい。

 

そしてゴールドマンサックスの機密情報を漏らしていないかネットをパトロールする部隊までいるという噂も話してくれました。

あれ、このブログもやばいんじゃないのk

 

DKO
GSに入社して、お仕事はどうですか?
Bさん

意外とホワイトですね笑

システム障害が出なければ定時で帰れますし、同僚も僕みたいな人ばかりでやり易いです笑

急なトラブルの時は、泊まり込みでの作業もあるらしいですが基本はほぼ残業もないそうです。

それでこの給料は羨ましい限りです。

「部門が変われば別会社」といわれるほど部門ごとのカラーが違うみたいで、Aさんの部署とは確かに違いますね。

しかし同僚は優秀な社員ばかりなので、周りに追いつくために勉強の日々だとか。

 

DKO
ぶっちゃけお金ってどうですか?
Bさん

僕はあんまり物欲とかないんですよね笑このスーツも就活の時に青山で買ったものですし。

でも同期とかで初任給もまだなのにブランド物のスーツとか買う人は多いですね笑

麻布に住むAさんと違って、Bさんは神奈川の実家から通ってるそうです。

実家から通うゴールドマンサックス社員なんていたのか。

金の亡者のような社員を思い浮かべていたのですが、こういった人も働いているのですね。

 

DKO
ゴールドマンサックスに入社して、ならではの文化などはありますか??
Bさん
いわゆる「GSタイム」は特徴的ですね。本当に時間通りに始まらない笑笑

GSタイムとは、社員は決まって集合時間の5分遅れで集合することを揶揄するものらしいです。

そのため本当に大切な会議は5分前に集合時間が設定されているとか・・・

 

DKO
今後の意気込みをどうぞ!
Bさん
とりあえず、身体を大事にしてぼちぼち頑張ります笑

穏やかでユーモアのあるBさんは、とても話していて楽しかったです!Bさんご協力ありがとうございました!

 

まとめ

どっからどう見てもハイスッペクなお二人です、どちらも「人間的に優れている」と感じました

 

優しかったり、思いやりがあったり、面白かったりと学歴よりも人として大切なものを持ち合わせている二人でした。

また新卒社員にも関わらず、次のキャリアプランをしっかり考えているのはさすがだな、とも感じました。

 

外資系企業の、完全実力制の中で解雇されたり途中退職する可能性がとても高いので、将来のキャリアにつながるスキルや経験を積もうと考えているようでした。

 

そして僕自身、今後ゴールドマンサックス社員と話す機会は一生ないと思うので、とてもいい機会となりました。

それでは!!