【社会人の僕が伝える】就活なんてどうでもいい理由【新卒】

この記事は就活に疲れ切った就活生に向けて書かれた記事です。

就活がどうでもいいと僕が考える理由について書かれています。

(※この記事は2020年2月に更新されています)

 

どうも、DKOです。

社会人になって2年が経ち、大学生のアルバイトから就活の相談を受けるようになりました。

就活生
就活が本当に辛いんです。でも死ぬ気でやらなきゃ内定なんて貰えないし・・・
という愚痴をよく聞きます。
その気持ちよくわかります。
僕も就活生の時は同じ気持ちでした。
必死に勉強して手に入れた学歴。一生に一度の新卒カード。ブラック企業に入ったらどうしよう。
そんな言葉が、頭をグルグル回っていました。
僕は就活が自分の人生を大きく左右することをヒシヒシと感じていました。
就活失敗したら人生終わりだ!!
と本気で思っていたのです。
しかし就活を終えて、社会人2年目も終えようとしている僕は全く逆のことを感じています。
それは、「就活なんてどうでもいい」っていうことです。

社会で働き出して視野が広まった今、僕は本気で就活はどうでもいいと思っています。

 

就活生
就活がどうでもいい?そんなわけないだろう!!

と思う人がほとんどだと思います。

そんな人ほど、この記事を読んで欲しい。

 

今回はなぜ僕が「就活なんてどうでもいい」と思うかについて書きました。

もしかしたら皆さんの気持ちが、少しだけ楽になるかもしれません。

就活を頑張っても結果は変わらないから

就活は、頑張ったからといって結果が変わるものではありません。

 

どんなに必死に自己分析をしても、どれだけ説明会に行こうと大差ありません。

受かるところは受かるし、落ちるところは落ちます。

面接官が一番気にしているポイントは何でしょうか。

学歴?スキル?経験?どれも違います。

面接官が一番みているのは「人柄」です。

 

スキルも学歴もコミュ力があっても、人柄が会社のイメージ像と違えば採用されません。

僕も採用をしていて「スキルもあっていい人だけど、イメージ像とは違うなぁ」と不採用にするはよくあります。

 

じゃあ、自分の人柄を努力で変えられるか。

皆さんの人柄は20年以上かけて形成されたものです。

もちろん頑張ったからといって自分の人柄は短期間で変わるものではありません。

 

「就活はお見合いと同じ」という言葉がありますが、その通りだと思います。

相性も運も就活では大切なのです。

真面目に就活を頑張っているのに苦戦している人や、適当にしてても内定をもらっている人もいることが証拠です。

 

こんな運任せなイベントに本気になってもエネルギーの無駄ですよ。

就活で悩んでいる人も、そう考えれば就活なんてどうでもいいと思えてきませんか?

内定をもらっても、その先はわからないから

就活に熱中している人は

就活生
第一希望の会社に入れば幸せ! 就活に失敗すると不幸!

と思っているのでしょう。

しかし残念ながら、就活が終わってもその先も完全に運任せなのです。

 

考えてみましょう。

あなたがある企業を志望したとします。

その企業は大企業で、福利厚生もしっかりしていて、何より自分がしたい仕事ができます。

そして、仮にその企業に内定をもらったとして、あなたの就活は成功でしょうか。

答えは「わからない」です。

内定をもらったとしても、その先どうなるかは全くわからないのです。

 

総合職採用であれば、自分がどこの部署に配属されるか直前までわかりません。

時には、勤務地すらわからないこともあります。

 

配属がわからなければ仕事内容もわからないでしょう。

人事か総務か営業かで仕事内容は全く違いますよね。

 

残業時間だって部署によって全く違います。

大きな会社であれば、「部署が変われば別会社」なんてよくある話です。

 

そして特に大切なのは人間関係です。

どんなに職場が素晴らしくても、たった1人の嫌いな上司のせいで鬱になるケースはよくあります。

自分の担当のお客様が特別合わないことだってあるでしょう。

 

退職理由の8割は人間関係と言われているほどです。

どれだけ人間関係が大切かわかるでしょう。

逆に過酷な労働環境でも、人間関係さえよければ楽しめるものです。

 

僕の知っている例を話しましょう。

僕の友達のA君は東大を卒業後、長年の夢だったある超大手出版社に就職しました。

A君は本の虫で、特に自分の内定先の出版社の大ファンでした。

自分の大好きな会社に就職できて、まさにA君は「就活の勝ち組」でした。

 

おまけに、A君は頭が良くて、器用で、しかもカッコいいスーパーマンみたいな男でした。

インターンでも目立っていたA君は、内定先からも期待されていていました。

誰もがA君の活躍を疑っていませんでした。

 

しかし新卒の彼に割り当てられたのは、幼女向けの雑誌の編集でした。

A君は戸惑いつつも必死で業務をこなしましたが、なかなか思い描いたような仕事はできません。

しかも不運なことに、直属の上司と全くウマが合わないのです。

ちょっとしたミスを責められ、さらに仕事に自信が持てなくてミスを繰り返すようになりました。

結局A君は鬱になり、休職することとなりました。

いかがでしょうか。

僕が言いたいことは「入社してみるまで、何もわからない」ということです。

 

 

「東大→自分が大好きな出版社に就職」という誰もが羨むような就活をしても、内定先の業務内容や人間関係1つでここまで変わるのです。

逆に僕のように、就活に大失敗して流れ着いた会社が自分にピッタリだったということもありるのです。

 

アメリカでは「ファーストキャリアはギャンブル」という諺があります。

特に大学を出て最初の仕事は、自分の思い通りにはならないという意味です。

 

就活を必死にやってもその先にあるのはギャンブルなんですから、真面目にする方が馬鹿らしくなりませんか??

転職するから

最近転職のCMをよく見かけませんか?

電車やYoutubeやTVでも様々な会社の転職CMを見ることでしょう。

なぜでしょうか。

それは、転職する人が多いからです。

 

今まで終身雇用形態が絶対で長く1つの会社に勤めることが正しいとされてきました。

その考えも今は薄れて、この人手不足の時代には転職することが当たり前になってきました。

現在でも、3人に1人は新卒入社後3年以内に転職をしています。

単純に考えてもあなたがその会社に3年後在籍している確率は66パーセントしかないんです。

 

今後はむしろ転職を経験していない人の方がマイノリティーになるのではないかと僕は考えています。

「転職したことない人はヤバイ!」と言われるようになるはずです。

 

今就活で苦労して内定を手に入れても、どうせいつかは転職することになるのです。

そこまで最初の職場選びに深刻になる必要もどこにもないですよ!

まとめ

どんな就活、就職が正解かなんて誰にもわかりません。

勝敗が決まらないゲームをしているようなものです。

答えがない問題を解くようなものです。

 

だからこそ、就活なんてどうでもいいんです。

就活の結果で一喜一憂する必要はどこにもありません。

 

しかし、自分の人生については真剣に考える必要があります。

どこの会社に就職するかはどうでもいいですが、どんな人生を歩むかを考えることは重要です。

自分の大切なもの、価値観、暮らしを自分で理解しなくてはいけません。

理解した結果選んだ選択肢であれば、どんなキャリアであろうとも問題ありません。

 

就職はあらゆる選択肢の1つに過ぎません。

選択肢に迷ったら、自分はどう生きたいかを真剣に考えてください。

思考停止で就活をするよりもよっぽど有意義だと思いますよ!

 

それでは!