【留学】ユタ州で半年住んでわかったこと7つ

この記事はユタ州に留学する大学生に向けて書かれています。

(※この記事は2020年1月に更新されています)

 

こんにちは。留学経験者のDKOです。

今日は僕が大学時代に留学で半年間過ごしたアメリカのユタ州についてお話していきたいと思います。

 

ユタ州ってどこやねん

 

ってツッコミが聞こえてきそうですが

僕自身も留学先として決定するまで全く知りませんでした。

 

ロスやラスベガスから内陸部に行ったところにユタ州はあります。

 

超マイナーな州なので需要があるかどうかはわかりませんが、留学先として選ばれることも多いらしいです。

留学先として検討している人に役立つ記事になれば幸いです。

モルモン教の影響が強い

ユタ州といえばモルモン教ですよね。

 

モルモン教については詳しく別の記事に書こうと思いますが、その影響はとても大きいです。

 

モルモン教信者ばかりなので、毎日のように宗教勧誘を受けます。

また、モルモン教ではお酒は禁止なのでお酒を飲む場所がほとんどありません。

お酒好きにはかなり厳しい環境かもしれません。

 

コーヒーも禁止(最近は規制が緩くなったらしい)なので、カフェもあまりありません。

そのほかにも避妊が禁止なため、途上国ばりに子どもを良く見かけたりします。

 

ここまで宗教の影響を感じるアメリカの州も少ないでしょう。

田舎で治安がとても良い

アメリカはあまり治安が良くない印象を持たれている方が多いと思います。

 

しかしユタ州の治安は驚くほど良いです。

 

モルモン教があらゆる嗜好品を禁止しているため、「クラブ」や「バー」のような夜遊びをするような場所が少ないことが理由として挙げられます。

また国立公園が複数あるなど自然が豊かで、「ザ・アメリカの田舎」という雰囲気もあります。

 

環境ももちろんですが、住んでいる人も穏やかで優しい人が多いです。

 

今思えば買い物をしている時や、一人で歩いている時も笑顔で挨拶や話しかけられることが多々ありました。

「ユタでは鍵は必要ない」と冗談で言われるほど、犯罪や危険とは無縁な環境でした。

白人ばかり

人種のるつぼと言われるアメリカですが、ユタ州に限っていうと違います。

ユタ州の住民の多くがモルモン教であり、モルモン教の多くは白人のです。

 

そのため必然的にユタ州は白人の州となっています。

 

個人的には様々な人種の人と仲良くなりたかったのですが、授業を受けていてもほとんど白人で拍子抜けしました。

僕のように留学で訪れる外国人はいますが、ユタ州に定住する外国人は少ないのではないでしょうか。

 

ヒスパニック系や黒人系も殆ど見かけず、中国人だけはレストランなどで良く見かけました。

乾燥しているがとても過ごしやすい

ユタ州の特徴として、とても乾燥していることが挙げられます。

殆ど雨が降らないため、傘を持っていない人が大半です。

 

そのため気温が上がってもカラッとしていて、とても過ごしやすいです。

 

またユタ州はウィンタースポーツでも有名で、2002年には冬季オリンピックがソルトレイクシティーで開催されました。

したがって、雪はかなり積もります。

 

ですが、風もあまり吹かず個人的にはそこまで寒さは感じませんでした。

総じて過ごしやすい気候ということができるでしょう。

 

交通の便は最悪

ユタ州に行くには、お金と時間が必要です。

 

日本からの直行便はもちろんなく、ユタ州は広いくせに飛行場の数も少ないからです。

飛行場が小さいためフライト数が限られていますし、飛行場から目的地までも距離があることが多々あります。

僕の場合はユタ州の南の方なのでラスベガスから片道3時間かけて車かバスを利用しました。

 

交通の便では、ユタ州は車社会なので公共交通機関はほぼありません。

 

ソルトレイクシティほど栄えて入れば、電車も走っています。

しかしその他の都市ではバスすら走っていないことが多いです。

 

また都市間のアクセス手段も限られていて、あったとしてもかなり高額だったりします。

ユタ州で暮らすのならば運転免許は必須です。

僕の場合は、自転車で移動をしていました。

遊ぶ場所は殆どない

ごく一部の栄えている都市は別ですが、基本的にユタ州には商業施設はありません。

ユタ州に訪れる人はスキーやスノボなどのウィンタースポーツを楽しんだり、国立公園を観光するのがメインです。

 

一番栄えているソルトレイクシティです。

「ソルトレイクシティ」の画像検索結果

しかし、ソルトレイクシティは日本で言えば岡山程度の都市です。

過度の期待は禁物です。

 

そのため、いわゆる「アメリカンカルチャー」を楽しむことは難しいと言えるでしょう。

僕が住んでいた市は映画館も近くになくて、スーパーが2店舗ほどあるだけでした。

本当にすることがなくて暇で死にそうでした。

 

スポーツが盛ん

アメリカの全ての週に言えることかもしれませんが、スポーツはとても盛んです。

 

NBAに所属するユタ・ジャズもとても人気です。

「ユタジャズ」の画像検索結果

また各大学のアメフトチームも試合を行えば周りの住民はスタジアムに押し寄せます。

 

娯楽が発達していないため、

スポーツ中継がとても人気でレストランや公共施設ではいつも何かしらのスポーツが放送されています。

 

また州民の嗜みとしてウィンタースポーツをすることがあり、各家庭に必ずと言っていいほどスキーやスノボの道具があります。

 

残念ながら僕の好きなメジャーリーグ球団はありませんが、

あの大谷翔平が所属するエンゼルスの傘下球団である「ソルトレイク・ビーズ」があります!

 

今後大谷翔平選手がマイナーリーグで投げるときは、ユタ州で投げることもきっとあるでしょう。

まとめ

ユタ州は典型的なアメリカの田舎ということができるでしょう。

 

人柄もよく、気候も穏やかなので過ごしやすいことは間違い無いでしょう。

 

一方で娯楽施設は乏しく、アルコールやタバコなどの規制も厳しいため、

アメリカ文化を楽しみたい方には向いてはいません。

 

しかし勉強に打ち込む環境は揃っているので、誘惑に惑わされずに勉学に打ち込みたい人にはピッタリでしょう。

個人的にはまた行きたいとは思いません・・・

 

それでは!