【体験談】留学に向いていない人の3つの特徴

この記事は留学を目指す大学生、高校生に向けて書かれた記事です

留学に向いていない人の特徴をまとめています。

(この記事は2020年3月に更新されました)

 

どうも!DKOです。

留学をしたい!と考えている大学生は多いのではないでしょうか。

中には高校生の時から留学を考えている人もいると思います。

留学は語学力の向上だけではなく、人間的にも成長できる貴重な体験です。

 

しかし残念ながら全ての人が留学に向いている訳ではありません。

今回はアメリカ留学をしたことのある僕の経験から、「留学に向いていない人」を説明していきます。

「留学に向いていない人」が留学に行っては行けない理由

僕はたまに、留学を目指す大学生の相談を受けることがあります。

時には高校生の時から、留学を目指して勉強をしている人もいてその熱意に驚いてしまいます。

 

しかし、水を差すようですが

DKO
君は、別に留学行かなくても良いんじゃないの?
って思うことも何度もあります。
僕は「全ての人が留学に行くべき」「留学に行けば絶対ためになる」とは思っていません。
その理由は3つあります。

安くはないお金が必要だから

当たり前ですが、留学にはお金がかかります。

僕は幸いにも交換留学でアメリカに行き、学費も生活費もほぼタダでした。

しかし、そんなケースは稀です。

 

物価と学費の高い欧米での留学は本当にお金がかかります。

年間300万円以上することも普通です。

特に短期留学などは、エージェントにお金を払う必要がほとんどなので、さらに追加でお金がかかります。

 

DKO
本当にそんだけ払ってまで、留学に行く必要があるの??
と思ってしまう場合はよくあります。

時間を使うから

留学をすると、多くのケースで日本では大学を留年をすることになります。

それだけ、社会に出る時期が遅れるのです。

 

また、それだけではなく留学の準備にも時間がかかります。

語学の勉強やその他の準備で、僕も結構な時間を留学のために使いました。

 

僕は若い時の時間はお金に変えられないものだと思っています。

20代にどれだけ時間を有意義に使えるかで、人生は決まると強く確信しています。

有意義な時間の使い方は留学だけではないと思います。

 

「留学の価値」が下がっているから

留学に向いてる、向いていないの議論の前に知っておくべきことがあります。

それは、留学は常に正しい選択ではないと言うことです。

 

ひと昔と違って、留学をしていることはステータスにはなりません。

海外経験がある人や、語学が堪能な人はたくさんいるからです。

 

さらに、最近の大学生は「できること」が広がりました。

アプリの開発や、クラウドファンディングでの資金集め、SNSでインフルエンサーとなることなど社会にインパクトを与える大学生が当たり前のようにいます。

その中で「留学経験があって語学が堪能」という価値が相対的に下がっているのです。

 

留学の価値が下げっている中で、必ずしも留学に行くことが正解ではないと思います。

 

留学に向いていない人の特徴3つ

さて、それでは留学に向いていない人の特徴とはどのようなものなのでしょうか。

 

僕は実際に留学に行ってみて

DKO
ああ、自分は留学に向いてないな
と感じてしまいました笑
留学が常に正しい選択肢ではない今だからこそ、皆さんには自分の向き不向きをしっかり認識して欲しいと思います。

好奇心旺盛ではない人

好奇心が旺盛でない人は留学には向いていないでしょう。

留学先でのチャンスを無駄にしてしまうからです。

 

留学での経験は全てが貴重なものです。

多くの人が高いお金を払い異国の地に来ている訳で1秒たりとも無駄にはできません。

 

大学や語学学校での授業だけではなく、休日や放課後での経験こそが人を成長させます。

例えば「大学のイベントに参加する」「観光をする」「友達の家に行く」などその場所でしかできない経験がたくさんあります。

好奇心旺盛でない人は、このようなチャンスを生かすことができません。

ただ漫然と留学先で授業を受けていても、実りある留学生活にはならないでしょう。

 

ちなみに僕は好奇心旺盛なタイプではありませんでした。

幼い頃から親に色々な国に旅行で連れて行ってもらいましたが、「ホテルに帰りたい」が僕の口癖だったほどインドア派なのです。

 

そのため大学時代のアメリカ留学では、休日や放課後には部屋に引きこもってYouTubeかゲームをしていました。

また僕は基本的にあらゆることに無関心なので、大学で開催されるイベントなどもほとんど参加しませんでした。

残念ながら僕のようなタイプの人間は、留学の機会を十分に活かせないでしょう。

人付き合いが苦手な人

留学の最大の良いところは、異国の地で生活できることです。

全く文化も習慣も考え方も違う人と付き合うことで、日本では得られない経験ができるのです。

語学を勉強したいのならば、駅前の語学学校で十分でしょう。

 

アメリカのハーバード大学MBAに留学経験のある楽天の創業者の三木谷さんも

「三木谷」の画像検索結果
三木谷
何と言っても、世界中でビジネスに打ち込む人たちとの人脈が作れたことが大きいですね

と留学について話しています。

 

たとえ英語がわからなくても、問題ありません。

積極的に話しかけて色々な国籍、人種の人脈を広げることが留学の大切なポイントです。

 

一方で留学先で人付き合いをせず一人でいるのであれば、留学の意味はありません。

 

最悪なのは、僕のようなケースです。

僕はもともと人付き合いを面倒と考えるタイプでした。

「友達は5人で十分」と考えるタイプの人間で、人脈を広げるなんて考えることもありません。

また飲み会やパーティーなども大嫌いでした。

そのため、ほとんどアメリカでは友達ができず、留学の思い出はほとんど大学の授業しかありません笑

 

僕のような人付き合いが苦手なタイプは留学には向いていないでしょう。

ハッキリとした留学の目的がない人

留学のハッキリとした目的がない人は、留学に行かない方がいいとさえ僕は思います。

留学の貴重な時間を無駄に過ごしてしまうからです。

 

例えば、僕の留学の目的は「英語力の向上」がほぼ全てでした。

とは言ってもそこまで熱心であった訳ではありません。

親に留学を勧められたこともありますし、何となく就活で有利であると聞いていたことが留学の理由です。

正直言ってしまえば「なんとなく」留学に行ったのです。

 

このように留学のハッキリとした目標を持たない僕のような人は、留学の貴重な時間を無駄に過ごしてしまいます。

実際に僕は、何となく留学の期間を過ごし、特にこれといった成果もなく帰国しました。

 

留学を成功させるためには、具体的な目標が必要です。

 

「いつか海外でビジネスを立ち上げたい」「海外で働くビジネスマンになりたい」「〇〇について専門的に勉強をしたい」「ブロードウェイの舞台に立ちたい」

などとにかく、留学のその先の目標を決めることが大切になります。

 

留学はあくまで手段でしかありません。

留学を経験して「自分はどうなりたいのか」「何をしたいのか」をしっかりと意識する必要があるのです。

まとめ

今の時代は留学に行っただけでは、評価されません。

留学を通して、自分を成長させることに意味があるのです。

 

一方で留学に行くことがゴールになっている場合をよく見かけます。

僕のように

DKO
留学に行きさえすれば、なんか良いことあるでしょ!
と浅い考えで留学に行ってしまうのです。
今思えば、留学に行くのではなくプログラミングを勉強したり、企業でインターンした方が僕には有意義だったと思います。
この記事を読んだ皆さんは、自分は留学に向いているか向いていないかをしっかりと見極めて欲しいと思います。
そして、もし向いていないと感じたら留学以外で自分が成長できることを見つけて欲しいと思います!
それでは!