【圧迫面接】日立化成 最終面接受けてみた【新卒採用】

この記事は日立化成の内定を目指す就活生に向けて書かれた記事です。

日立化成の実際の就活体験談が書かれています。

(この記事は2020年4月に更新されました)

 

皆さん日立化成という会社をご存知ですか?

日立化成株式会社(ひたちかせい、英語Hitachi Chemical Company)は、日本の化学メーカー(樹脂加工・機能性化学)。日立製作所の化学部門が独立した日立グループの代表的企業であり、かつては日立金属・旧日立電線とともに、日立御三家と称されていた。

引用元:Wikipedia 日立化成

 

日本有数の化学メーカで日立グループの「名門」と呼ばれているらしいですね。

給料だけではなく「女性活躍推進に優れた企業」として選定するなでしこ銘柄に2017年に選ばれています。

そんな職場環境に惹かれてエントリーしてみました。

 

そもそもなぜ僕が化学メーカーを受けようと思ったかと言うと、「ホワイトそうだから」と超単純な理由でした

当時適当な就活生だった僕は、ネームバリューとその労働環境の良さに惹かれて特に調べもせず適当にエントリーしました。

 

 

※2018年11月には日立化成の検査不正やデータ改ざんが発覚してしまいましたね。この不正に至るまでにどれだけの社員のプレッシャーと葛藤があったかと思うと・・・。

 

それでは以下が最終面接までのプロセスです。

エントリーシート提出→ワークショップ

エントリーシートの通過のお知らせの後、ワークショップへの参加の招待が来ました。説明会でも、座談会でもなくワークショップへの参加は初めてだったので、とても驚きました。

 

ワークショップは、東京駅の近くにあるグラントウキョウサウスタワーにある本社で行われました。当日は40人ぐらいの学生が集まっていました。

 

ワークショップが始まる前に何人と話したのですが、マーチレベルの学生が殆どでした。東京理科大などの理系の生徒も何人か参加していましたのを覚えています。

ボードゲームのワークショップを行う

ワークショップでは6人1グループに分かれてボードゲームを行いました。内容はチームごとに商品開発を行い、それを売って一番お金を手に入れたチームが勝利するというものでした。時間と開発費用と、周りのグループとの開発競争など考える要素が多くとても楽しいゲームでした。チームごとの駆け引きもあり、僕自身もボードゲームが好きなこともあって就活を忘れて楽しみました。

 

このゲームを通して、他社と競争することのデメリットシェアを保持する大切さ新たな分野を切り開く勇気の大切さなどを学ぶことができました。

特に日立化成についての会社説明などは行われなかったのですが、日立化成という会社がよく知ることのできたワークショプでした。

ちなみに最近はボードゲームを採用のプロセスに組み込んでいる会社もあるらしいですね。中には麻雀で採用を行う企業もあるとか・・・

1次面接

ワークショップが終わって数日が経ち、1次面接に向かいました。貸し会議室でのマンツーマンの面接でした。

 

志望動機や大学時代に頑張ったことを聞かれるなど、特にひねった質問はありませんでした。そして面接官は茶髪の中年の男性で、大きな声で笑う方でした。僕が営業職を志望したこともあり、「ザ昭和の営業」みたいな面接官でした。

合否の判定に2ヶ月待たされる

この一次面接は4月上旬に行なったのですが、その結果が来たのは5月の下旬でした。普通は遅くとも1週間ぐらいで結果がわかるものですが、日立化成の場合はその何倍も時間がかかりました。

 

僕はてっきり落とされたものと思っていたので、2ヶ月近く待たされて最終面接の案内メールが届き、とても驚きました。

内定辞退が予想よりも多く、追加で採用を行なった可能性もあります。とにかく、日立化成を受けられる方は、気長に待ちましょう。

最終面接

1次面接の次が最終面接ということでかなりの人数が最終面接を受けることになっていたと思います。最終面接は本社で行われて、面接官と書記1名ずつと面接を行いました。

 

最終面接は圧迫面接

面接は「わざとらしい」圧迫面接でした。

「わざとらしい」というのは、意図的に圧迫面接を行なっていたのが見え透いていたからです。

 

大学で勉強したことと弊社の業務内容が違うようですが?

大学の勉強をそこまで熱心にやっているのならば、さらに大学院でも続ければいいのでは?

 

など明らかに揚げ足を取って、僕の反応を伺っているようでした。

 

面接官の人も本心で質問をしているというより、マニュアルに沿って揚げ足を取っているように見えました。そんな圧迫面接の中で僕はひたすら相手を論破しようと必死になっていました。

 

しかし今考えればこういったストレスのかかる状況でも冷静に感じ良く受け応えできる人を見極めようという意図があったのではないでしょうか。

 

圧迫面接をされる=見込みがあると思われている

とよく言われています。

 

見込みがあるからこそ厳しく面接をして、またストレスチェックをしたいと企業側は思うそうですなので皆さんは圧迫面接をされたら、チャンスだ!と捉え、冷静に対処して欲しいです。

 

ちなみに就活サイト「みん就」では日立化成のスレはこの圧迫面接のせいでとても荒れていました。そして結局僕は例のごとく最終面接で落ちていました。