【マネするな!】ハイスペック就活生が就活に失敗する理由を徹底解説!

この記事では、「僕が新卒就活を失敗した理由」について書かれた記事です。

就活に失敗したくない!と考える就活生に向けて書かれています。

(この記事は2020年3月に更新されました)

 

どうも!DKOです。

僕が就活を始めた時、22歳の明治大学生でした。

みんなが就活に落ち込んでいる時、僕は就活が楽しみで仕方がありませんでした。

それは、自分にある程度の自信を持っていたからです。

 

スッペクを書かせて頂くと

  • 交換留学制度でアメリカへ半年間留学
  • 訪問国は30カ国以上
  • 一人でバックパックの海外ひとり旅経験あり
  • TOEIC890点
  • フランス語検定2級
  • GPA3.0以上/4.0満点
  • 実行委員会で幹事長を務める(2年時まで)
  • 元演劇部でスピーチ、プレゼンは得意
  • 身長175cm 痩せ型

という感じでした。

 

もちろん当時から「自分がズバ抜けてすごい!」とは思っていませんでした。

世の中には、東大で語学もスポーツもできて、オマケにイケメンなんて人もいますからね。

それでも、自分の周りと比べて、自分が劣っているとは一切思っていませんでした。

 

しかし現実は非情です。

40社以上エントリーして、大企業8社の最終面接を受けたものの、全ての会社からお断りをされました。

つまり、「無い内定」だったのです。

 

当時は「就活失敗」の現実に悩みまくりました。

とても恥ずかしく、苦しい時期でした。

2年の月日が経った今でも、当時を思い出すだけで憂鬱になるほどです。

しかし僕のような失敗を繰り返さないためにも、「僕が就活に失敗した理由」を就活生の皆さんに伝えようと思います。

 

就活失敗につながるNGな心構え3つ

言うまでもありませんが、就活は学歴や英語力で勝負するものではありません。

面接官が「この人と働きたい!」と思える学生が採用されるのです。

学歴などのスペックは、一種のフィルターにしか過ぎません。

スペックよりも大切なのは、企業へ入社したい気持ちや、仕事への心構えなのです。

 

しかし僕の場合、特に就活への心構えが全くできていませんでした。

いくらハイスペックであろうと、僕のような気持ちでは内定をゲットすることはできないでしょう。

 

就活をダサいと思っていたこと

ハッキリと言えば、僕は就活はダサいと思っていました。

同じ髪型やスーツで、同じような言葉を話す面接に嫌悪感すら抱いていました。

皆さんも、僕と同じように就活はダサいと思ったことはあるのではないでしょうか?

 

特に僕はアメリカの留学のあと、就活が始まるギリギリまで南米をバックパッカーをしていました。

南米の自由で楽観的な雰囲気に影響を受けて、さらに日本の就活に嫌気がさしていました。

僕はとにかく「ダサいこと」をするのが嫌いな人間なので、さらに就活へのモチベーションは下がっていきました。

 

しかしその後ろ向きな気持ちはどんなに取り繕うとも、面接官には伝わります。

一方で逆に就活を「ダサい」と思っている僕は、熱意や高いモチベーションを面接官には伝えることはできませんでした。

だからこそ、8社も最終面接で落とされることになったのです。

 

就活のシステムをダサいと考えて、斜に構えてしまうことが就活失敗に繋がった理由の1つでしょう。

 

就活の動機が不純だったこと

友達


そんなに就活のモチベーションが低いなら、ベンチャーとかでインターンすればいいじゃない

と友達に言われたこともありました。

実際に結局僕は、ベンチャー企業でアルバイトをしてそのまま大学4年生の冬に内定を貰う形で就職先を見つけました。

自由闊達なベンチャーの雰囲気が僕に合っていたのか、今も楽しくその会社で働いています。

 

一方で当時の僕はとにかく大企業に入りたかったのです。

それこそが、今まで努力してきた結果だと信じていたからです。

逆に、大企業に入れなければ今までの努力が水の泡となると信じ込んでいました。

なので、当時の僕は大企業のみを片っ端から受験していたのです。

 

もちろん、そんな不純な動機では内定は得られません。

志望動機が「大企業だから」ってそりゃ採用したくないですよね。

薄っぺらい志望動機を上手く話して最終面接まで行くものの、結局は働くことへの熱意を見せることができずに落ち続けました。

 

このように就活への動機が不純だったことも、就活失敗の大きな原因でしょう。

 

サラリーマンを見下していたこと

正直、僕はサラリーマンを心の底で見下していました。

自分がこれからサラリーマンになるのにも関わらずです。

 

僕がサラリーマンを見下していた理由は両親にあります。

僕の父は海外で会社を経営しており、母親は大学教授です。

僕はこの両親を心から尊敬していて、同時に憧れていました。

 

しかし、その尊敬する両親は僕が子どもの頃からの、いつもこう言っていました。

「社長の金儲けのために働くなんてかわいそう」

「好きでもない仕事をして、たかだか1000万も稼げないなんて」

「毎朝スーツを着て、満員電車で通勤して何が楽しいのか」

「実力がないから他人のシステムに寄生して生きるしかないんだ」

 

僕の両親は、いつもこんなことを言っていたわけではありません。

しかし日常生活でポロっと出るこれらの言葉に、僕は大きく影響されていました。

そして僕の中で「サラリーマン=かっこ悪い」という考えが染み付いてしまいました。

 

サラリーマンをかっこ悪いと思っている人間が、企業から内定を得ることなんて不可能です。

「サラリーマンを見下していたこと」は、僕が就活を失敗した大きな理由の1つでしょう。

就活生が読むビジネス本の中には、「サラリーマンはダメだ!」なんて書いてある本も多いですが、あまり影響されないようにしましょう。

 

就活失敗につながるNGな行動5つ

就活への心構えが全くできていなかった僕は、NGな行動もたくさんしてしまいました。

今振り返ると、笑ってしまうほどのNG行動ばかりです。

就活生のみなさんは、絶対に真似しないようにしてください。

 

大企業しか受けなかったこと

僕の目的は仕事を探すことより大企業に入ることでした。

よって受験した企業は全て大企業ばかりです。

本来は中小企業やベンチャー企業なども混ぜて受けるべきなのですが、当時の僕は大企業しか頭にありませんでした。

同じ大学の先輩も多くが名のある企業に内定していたことや、「空前の売り手市場」と呼ばれていることからも、僕は自信過剰になっていました。

 

就活は、相性が大きな鍵を握ります。

自分がどんなに大企業に行きたくても、自分が大企業に向いていないと判断されれば内定を得ることはできません。

あらゆる可能性を試すためにも、様々な会社にエントリーをするべきでした。

 

インターンに行かなかったこと

僕は短期も含めて、一度もインターンに行きませんでした。

僕が留学から帰ってきたときには、インターンのシーズンは終わっていたからです。

そのため自分の特性や、会社で働くことのイメージが全くできませんでした。

 

また、インターン先から内定も貰う就活生も少なくありません。

そう言った意味でも、インターンに一度も行かなかったことは痛手でした。

 

誰にも相談しなかったこと

僕は就活について全く誰にも相談をしませんでした。

友達や親はもちろん、就活サービスなども全く利用しませんでした。

自分の適性などは自分よりもむしろ他人の方がわかるので、もっと気軽に相談していたら就活の結果は変わっていたかも知れません。

 

今は就活サービスの多様性があり、LINEで相談するサービスなどもあります。

当時の僕はプライドが高く、就活センターなどに行くことにも抵抗があったので、このようなサービスは嬉しかったでしょうね。

ぜひ、就活に行き詰まったら、「新卒支援サービス digmee」を使ってみてください!

リクルートスーツ、就活ヘアにしなかったこと

僕は就活中も、自分の好きな髪型にしていました。

またスーツもリクルートスーツではなく、紺色のスーツを着ていました。

ダサい就活の髪型も、リクルートスーツも大嫌いだったからです。

しかし、これも失敗でした。

 

社会に出て大きな企業の中で働く上で「暗黙の了解に従う」「足並みを揃える」ことはかなり重要です。

社会人として、特に大企業で働くためには大切なスキルです。

 

一方で髪型もスーツも他の人と違うと

 
DKO
僕は人と足並みを揃えたくない、我の強いタイプです!

とアピールしているようなものです。

みなさんも、自分の個性を出したいのならば、面接の話す内容だけに留めましょう。

自己アピールをし過ぎたこと

面接では自己アピールを行う場面が多々あります。

「学生時代に一番力を入れたことは何ですか?」は必ず面接で聞かれる質問ですよね。


しかし僕はこの場面で自己アピールをし過ぎました。

自分に自信があったので、とにかくアピールしていました。

今までの経験や、困難を乗り越えたこと、学んだスキルなどを自信満々に語っていました。

 

しかし就活はあくまで「自社にフィットする人材か」を見極める場です。

大学生のスキルなんてたかが知れていますし、アピールをしすぎると「協調性がない」と受け取られます。

もっと謙虚に「御社に入らせてください」とアピールをするべきでした。

 

まとめ

僕の就活の失敗の大きな理由は、慢心とモチベーションの低さです。

自分の力を過信して、一方で惰性で就活をしていたことで、僕の就活は大失敗したのです。

 

しかし、この失敗で学びもありました。

自分がちっぽけな存在であることがわかり、さらなる努力と謙虚さが必要だとわかりました。

惰性でやりたくないことをすると失敗することもわかりました。

 

そして就活の失敗なんかで、人生は終わりません。

むしろ自分の人生について考える良いチャンスです。

僕は就活に失敗したからこそ、本気で様々なことに取り組むようになりました。

今では、「あの時就活に失敗してよかった」と思うほどです。

 

この記事を読んでいる就活生のみなさんには、ぜひ内定をもらえることを願っています。

そして仮に就活に失敗したとしても、全く問題ありません。その時は逆にチャンスと考えて、様々な道を模索してみましょう。

留学や、インターン、休学など、案外いろんな選択肢があるものです。

それでは!