この記事はLIXIL(リクシル)の内定を目指す就活生向けて書かれています。
(このページは2020年の2月に更新されました)
どうも、DKOです。
思い返せば、僕は不真面目な就活生でした。
とにかく、ネームバリューがある会社に入れば良いと本気で思っていたのです。
もちろん、その資格があるとも信じ込んでいました。
そんな僕がLIXILに興味があったきっかけは、パラパラと四季報を読んでいた時に
平均年収:1195万円
の文字に驚いたからです。
という適当な動機で受験することを決めたのです。
そしていつものように、最終面接で落ちることになります。
今回はLIXILの企業情報や、口コミ、そして僕が実際に経験した採用フローについてまとめました。
LIXIL(リクシル)新卒採用情報
LIXILは2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生しました。
主な事業としては、窓やインテリアの開発提供事業、トイレなど水回りの製品の開発提供事業、ビルの施工とメンテナンス事業があります。
それぞれ、ハウジングテクノロジー事業、ウォーターテクノロジー事業、ビルディングテクノロジー事業と呼ばれています。
新卒採用情報
さて、気になる新卒採用情報です。
職種としては事務系と技術系の2つに別れています。
◆事務系総合職/営業、経理、人事など
◆技術系総合職/商品開発、生産技術、生産管理、品質管理、研究開発、情報システム、デザイン開発など
そして採用人数は
2017年度:180名
2018年度:188名
2019年度:192名
となっています。
年間200名近くの新卒を採用しているのは、さすがは大企業ですね。
2019年度の内訳を詳しく見ると
189名
事務系:71名
技術系:118名 (大卒:56名、大学院卒:62名)
となっていました。
やはり事務職は狭き門のようです。
また、男女比率はおおよそ2:1のようです。
そして驚くことに、採用する大学も公表しています。
東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、東京工業大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学
<大学>
東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、東京工業大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、京都産業大学、近畿大学
大まかに日東駒専以上の学歴は必要のようです。
ボリュームゾーンとしてはMARCHレベルになるのでしょうか。
それ未満の学歴の人は受験しないのが吉でしょう。
新卒採用フロー
◆エントリー
まずはマイナビよりエントリーをお願いします。
セミナーの情報等をマイページにてご案内いたします。
↓
◆LIXILセミナー
セミナーへの参加が選考の第1ステップとなります。
社員との座談会もございますので、必ずご参加ください。
↓
◆筆記試験
エントリーシートでの選考はございません。
LIXILセミナーにお越しいただいた方全員に筆記試験のご案内をいたします。
↓
◆面接(複数回)
LIXILの面接は全て1対1の個人面接です。
LIXILに対する想いを伝えてください。
↓
◆内々定
内々定者・社員との交流会、工場見学会などのイベントをご用意しております。
株式会社LIXILの採用ページです。LIXILで共に世界中の人びとのより豊かで快適な住まいの実現を目指したい方のご応募を…
口コミからみるLIXIL(リクシル)の企業情報
次に転職サイトの口コミを参考にLIXILを見ていきます。
僕の体験談が見たい方は、飛ばしてください。
東京都 (30歳・男性)
担当の顧客と密接な関係になると会社の枠を超えて親睦を深めることもある。
どのメーカーにするか?ではなく誰から買うか?という選定基準で戦うこともあるため、そのような関係構築が好きな人間からするとやりがいは感じる。
出世はスキルアップだけではなく、社内政治に気をつけなくてはならない。
住宅機器メーカー全てに言えることですが、製品自体に大きな差はありません。
TOTOとLIXILのトイレの違いがわかるマニアは1000人に1人ぐらいでしょう。
だからこそ、売れるも売れないも営業マン次第ということでしょうね。
人間構築が好きな人であれば、向いている仕事と言えるでしょう。
僕には無理です。
東京都:(30歳・女性)
大手ですので平均以上だと思っています。
業績次第で賞与は変わりますが、今のところ安定しています。キャリアアップは強敵が多いんので競争です。
また、残業量は各職種で異なります。
例えば営業職ではかなり残業が多いです。
繁忙期閑散期などの波はありますが、プライベート重視の方には向かないと思います。
口コミでは年収についてネガティブな意見はありませんでした。
やはり職種柄、営業職は残業は多い傾向にあるようです。
バリバリ働いて、ガッツリ稼ぎたい人には向いているのでしょうか。
以上ではLIXILの採用情報についてまとめました。
次は僕の実際に経験した採用フローです。
企業説明会
採用フローにもありますが、LIXILは企業説明会に行く事がマストでした。
つまり説明会に行かないと選考に進めないということです。
というわけで渋々都内にある会場まで足を運びました。
会場は住友不動産新宿グランドタワーの中にある、LIXILのショールームの近くで行われました。
説明会は黒いスーツをきた学生で一杯でした。300名はいました。
会場に着くとまずは(おそらく上級)社員の方からLIXILで働く上での有難いお言葉を頂戴しました。
要約するとタラタラするな、キビキビ動き回れとの事でした。
LIXILは大企業とはいえ、まだまだ歴史の浅い企業。
ルールに縛られることなく、ガツガツ動き回る人材が欲しいと熱弁していました。
また現在はあまり海外進出に重きを置いておらず、目下の目標は「TOTOのトイレシェアを奪う」ことにあるそうです。
面接で将来は海外で働きたいという学生が多いですが、その場合はLIXILに向いていないとハッキリ述べていました。
説明のあとは各ブースを回って現役社員の方々の話を聞きました。
男性の社員は特にガタイの良い方が多くてザ体育会って感じでした。
LIXILの営業マンは基本的に車移動が多く、お客様は個人ではなく法人の場合が多いそうです。
僕は運転免許は持っているものの、マジで運転が下手なのでその時点で無理ですね。
運転が苦ではなく、お客様と関係を作ることが得意な人は、LIXILの営業に向いているでしょう。
1次、2次面接
採用フローにも書いてある通り、LIXILではエントリーシート選考がありません。
しかし説明会後には、SPIを受験する必要があります。
僕の友達はSPIで落ちていましたし、エントリーシートがない分、LIXILのSPIは油断できません。
また最終面接も4月中に終わったので、採用は例年早い時期に行われるようです。
オーソドックスな面接
書類審査に合格すると、まずは1次面接でした。
霞ヶ関の本社で面接を受けました。
採用フローに書いてある通り、LIXILでは全ての採用面接が個人面接です。
優しそうな男性の方が面接の方で、変にプレッシャーもなく面接を行う事が出来ました。
学生時代に取り組んだことや、なぜこの企業に興味を持ったかについて面接では聞かれました。
僕は自分の家をリフォームした時にLIXILに頼んでいたので、その体験談を話してなかなかの好印象でした。
後日すぐに、2次面接の招待が届きました。
同じく本社で、面接を行いました。
1次面接より若い社員の方が面接官だったのを覚えています。
面接内容はほぼ1次面説と変わらず、同じことを聞かれました。
若い面接官出会ったため、とてもフランクな会話が中心でした。
趣味の話や、休日の過ごし方なども面接で話題になりました。
1次面接と比べて、プライベートに踏み込んだ面接でした。
ここまではとても順調に進んでいました。
最終面接
面接場所は本社から変更されました。
場所はよく覚えていませんが、高層ビルの中で行いました。
まず面接の前に性格テストを行いました。
ペーパーテストで「ストレスには耐性がありますか?」「飲み会が好きですか?」「異性の友達はいますか?」などの質問が50問ほどありました。
強面面接官との圧迫面接
無事性格テストを終えると、最終面接を行いました。
覚えていることは面接官が
めちゃくちゃ怖かった
ということです。
最終面接では人事部長さんが面接官でした。
ガングロの強面でしかも、超威圧的。しかもなぜか色付きのメガネをかけていました。

終始こんな感じでした。
ここまで感じの悪い面接も初めてで、どう対処すれば良いのかわかりませんでした。
というか、圧倒的ヤ○ザの見かけに圧倒されてそれどころじゃありませんでした。
今思えば、その対応の仕方を見られていたのかもしれません。
LIXILは仕事上、鳶職の人とも接することが多いので、こういった強面で愛想のない人との接し方も判定基準だったのでしょうか。
全く話は盛り上がらず、面接は終了しました。
そしていつものように、そのまま最終面接で落ちることになりました。
口コミから見るに、お給料や仕事の内容にも不満を持つ社員は少ないようです。
エントリーシートも不要で、全てが個人面接なのも好感が持てました。
就活生の皆さんは挑戦してみて損はないと思います!
僕の記事が役に立てば幸いです。
それでは!